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夢は座席で安楽死。

観る→考える→想う→書く。

【デスミュ】30冊のノートを消費したその後に

※本編のネタバレ含みます


ただひたすらに、東京公演千秋楽、そして柿澤くんは一足早く大千秋楽おつかれさまでした!
楽しかった楽しかった幸せだった!みたいな事はいくらでも出てくるのだけど、とにかく原作好きとしても舞台好きとしてもとっても楽しい毎日でした。

今日について

終演後、ラストシーンについての答えの出ないディスカッションをしていて「こうか?」「これもいいな」「いやこれだったら」とか延々やってるのが死ぬほど楽しくてびっくりした。
答えが出ないし、提示されてないのは、やっぱりとってもいい。楽しい。いくらでも遊べる。
色んな事を話していて、最終的に何故か現代日本演劇界の今後についてとか、W月のモノマネとか、このアンサンブルパートが楽しいみたいな細かい話とかもしてしまって、一つの作品を通して思ったことを「人と共有する」って楽しいなあとじわじわ思っていた。
そんな作品を知れたこと、体感できたこと、大好きになれたこと、沢山のことを考えられたこと、どれもどれも幸せでつらい。


正解を決めるのが好きではない私がこの作品にハマるのは仕方がない事なんだろうなと思った。これはこう!これが正しい!とかじゃなくて、私はこう思った~私はこうかな~みたいなのが、本当に楽しい。
私の意見は正解だけど、正解じゃなくて、他の人の意見もそう。沢山の言葉で視野が広がり、新しい世界を見る事が出来るのはなんて素敵なことだろう。
舞台って楽しい、舞台って面白い。これが私の好きなものなんだな、って繰り返し感謝する日々。
演出とか照明とかであれやこれや言いたいことはあるんだけど、まあそれはまた後日にでも。


改めて、こんな辺鄙なブログを読んで下さってる方も、改めて本当にありがとうございます。
私は世界の片隅のいちオタクなので、色んな意見や色んな気持ちを共有出来る事に、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。


千秋楽について

今日の柿ラの千秋楽は、なんというか今日はこの世界が終わるという事を実感している月とその周りの世界のお話みたいだった。
いわゆる「千秋楽の空気」と言われてしまったらそれはそれまでなんだけど、舞台というのはそういう独特な、メタまでいかないけど、なんとも言えない空気感があるから、好き。
ちょっとずつ細かい表情とか演技とかが違ってきてて、それがまるで「この世界の終わりを惜しむよう」な気がして、なんともいえない感じ。
刹那的だった。今にも消えていなくなっていきそうだった。「いかないで」って、大きい声で呼び止めたかった。
けれどとても楽しそうな月で、それに対峙するLもとっても楽しそうで、静かにそれを傍観しながら「そっか、楽しかったんだ、よかったね」と言ってあげたくなった。
月とLは、きっと楽しかったんだろうな。本当に。


最後の挨拶とかはきっと色んな人がレポなどしてくださってると思うので、ただ単純に関西弁を喋るL(というか小池くんだけど)という図をみて「ホエー」となったし、小池くんが役から抜けるのが早くてとてもびっくりした。
28日夜の浦イト楽では、浦井くんが自分がはける側(下手)に小池くんを引っ張っていったと聞いていたので、今日はどうなるかしらと思っていたのだけど、
柿澤くんが悪戯そうな顔をして小池くんがはける側(上手)に駆け寄っていって飛びついていて。
この二人はこんなところまで真逆なのか……と、物凄い真顔になった。
柿澤くんと小池くんがお疲れ様!のハグをしたり、ケリを入れていたり(柿澤くんが小池くんに)、それこそ駆け寄って肩を組んでたりしたのがビジュアル面的に「ギャー!」となりつつも
やっぱり目の前にはキャラじゃない、現実の二人がきちんとそこにいて、その二人の素の笑顔を観た時に「あっこれって現実なんだ」と逆に謎の実感をした。


そう。これは現実で、私は日生劇場にいて、そして目の前で「お芝居として演じられていた」。それを再実感して、とてつもなく嬉しくて死にそうだった。
そして役者として立っている二人を見て(客席に浦井くんもいてとても楽しそうだったようで)なんかやっぱりこの三人は役じゃない面でも本当に素敵だなーとしか言ってなくて、いよいよ語彙力が危ない。察して欲しい。
デスノートのキャラ(役)として動いている彼らも本当に素敵だけど、素のやり取りをみて彼らが楽しそうで世界は平和だな~と思う毎日。


あと昨日の【デスミュ】二つの正反対な光 - 夢は座席で安楽死。についての補足というか言うの忘れてたことちょっと追記した。
今回本当にW月観れたのが嬉しくて、楽しくて、しばらく大喜利やめたくないくらいにはたのしい。素敵。かわいい。


最後に柿澤くんへ


この言葉、最初はびっくりしたけど、すごくしみる。
柿澤くんにとってこのお話はハッピーエンドなんだって思ったら、うんうんそっかそうだよね、としかいえない。
私は、今回初めて舞台上の柿澤くんを観た身だけど、今回彼が夜神月をやってくれて、色んな解釈をしてくれて、本当に嬉しかったし、彼が月をやってくれて良かったなあと心から思っている。
一人で先に大千秋楽を迎えることって、きっと寂しいところも悔しいところもあると思うんだけど、それは私は知りえないから何も言えないし、ただ感じた事は、今日の彼の笑顔はとっても素敵だった。
やりきったあとの涙も、その後のこの暖かさで一足先に咲いちゃったひまわりみたいな笑顔も、全部忘れたくないなと思った。
一足先だけど、本当にお疲れ様でした。



私はというと、気がついたら友人(原作を一気買いした)と一緒に名古屋までの新幹線の切符を買っていたので、どうやらまだまだデスミュの話は続きそう。
貯金残高は続かなさそう。