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夢は座席で安楽死。

観る→考える→想う→書く。

【テニミュ】TEAM Live SEIGAKU

LIVE/コンサート 【※】ネタバレ テニミュ

ミュージカル「テニスの王子様」TEAM Live SEIGAKU

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2015年6月10日~14日
@AiiA 2.5 Theater Tokyo

http://www.tennimu.com/3rd_2015teamlive/


なんだかテニミュがまた新しいことをはじめた。
新しいことをはじめるというのは素敵なことなので、わくわくした。
初日前は色んなことに賛否両論あったけど、とりあえず全部は見てからだ!という事で、レッツアイア。
初日の速報を聞いた時点で、なんかもう色々凄いことになっていたのはよくわかった。

事前準備について

今回のライブの詳細で、物凄いことが突然発表された。

●「都大会地区予選優勝 報告・親睦会」が開催される“学校の体育館”の設定であること
●来場者は青春学園の生徒、テニス部のOB・OG、家族など好きな設定を選んで参加すること
●ミュージカルのナンバーではない「青春学園中等部 校歌」を皆で歌うこと

すまない意味がよくわからないんだが……と、最初は大混乱。
これはもしかして高等な夢小説なのか!?などと思いつつ、どうせ参加するなら楽しくやるしかないよね~という事で友達といかに楽しむか、を考えた。
Twitterでは設定大喜利も開催されてて、なんだか楽しかった。
しかし、そこに最後の衝撃が私達を襲った。


お名前シールにご協力ください!


な、なんやて……?おれたちはどこへゆくのだろう……???
どうやら、会場につくとシールが配布され、それに上述の設定をかいて見える位置に貼れというのだ。
テニミュ制作委員会、中々鬼畜だ。
しかし、どうせ参加するなら(以下略)という事で、下記の設定を考えて参加する事にした。


私:聖ルドルフ学院2年1組(裕太くんと同じクラス)の木更津先輩のファン
「報告会にもぐりこめる女子を探して来い」と観月さん言われた裕太くんを助ける為、参加する事に。
お礼は木更津先輩の写メがもらえるらしい。
※お見送り時に別の遊びをしようと思ったため、名札には別名義(?)を記載。

友人:青春学園某クラス
某青学レギュラー陣の彼女で、「報告会をやるから是非見に来て欲しい」という事でチケットを渡される。
※夢設定に関しては二次創作的表現なので、あくまでも「こちら側の捉え様」としたかったので、名札にそういう表現は一切無し。

そんな2人が偶然隣の席になった為「お1人ですか?」「あっ、はい」というやりとりから、折角なので一緒に楽しみませんか?私、青学テニス部の事よく解らないので…という事で、一緒にライブを楽しむ事になった!


という設定をつめてみた。尚、私は特に夢属性は持ち合わせていない。
ただ、やるからには全力で行きたかったので全力で考えて、ついでに茶番の様なSSも全力で書いたのだけど、そういうブログじゃないからとりあえず割愛。
ここまでして挑まなければいけないテニミュは、人生初めてだった。
いや、多分ここまでしなくてもよいんだと思うんだけど、どうせならやらないと。お祭り根性。


地味に「チームライブの設定を生かしたまま」「自分が納得できて楽しめて」「周りを不快にさせない」という制限を潜り抜けるのは難しくて、
多分制作委員会もそこまでのクオリティは求めてなかったとは思うんだけど、まあオタクってそういうもんだよね。
自分の周りには設定段階で困ってる人いれば、設定と当日の状況がかみ合わなくてパニクってる人もいて、やっぱり色々新しい試みだったな~と。
ここまでが【初日のレポが落ちるまで】の話である。
ちなみに、私が参加したのは土曜日だったので、それまでの感想を見て大体状況を把握して、設定をよりつめたりしていた。物凄い全身全霊をかけて挑んでしまった。

当日について

観月さんに報告してるていで書こうかと思っていたのだが、面倒だから普通に書く。
もう色んな人が画像をあげているけれど、会場周りはこんな感じだった。思ったより凝ってた。
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通りすがりの一般のカップルが「最近のテニス部ってお金かかってるねー!」と話しながら歩いていたり
テニプリすげーな!?」って話してる男性グループもいた。なんかそれって凄いことだな~と思って。
何も知らない人から見たら、ここは本当に「報告・親睦会の会場」になっていて、その一方「青春学園中等部男子テニス部」としか書いてないのに、これがテニスの王子様のコンテンツだ、と解るのもすごい。
たまたま両極端の声を聞いたからなんだけど、それにしてもすごいよな、と。

チームライブ全体について

イベント自体は、個人的にはとっても楽しかった。
思う事が無い訳ではなかったんだけど、単品切り取りでチームライブに参加した結果は「楽しかった!」という印象が強くて。
始まる前はテニミュもドルステっぽくしていくのかな?と思ったんだけど、
ドリライの時みたいに、割とキャストの顔が見え隠れしてる感じなのが、やっぱりテニミュだったし
彼らはアイドルじゃなくて、きちんと「中学生のテニス部員」である事を再確認できたし、可愛かった~楽しかった~ばかり言っている。


なんというか、確かにこれはテニミュなんだけど、なんとなくテニミュの派生コンテンツというか
原作の40.5巻とかの「.5巻」をテニミュキャストでやった、新しいテニスの王子様のメディアミクスの形というか。
テニミュの地続きコンテンツとしては、ちょっと横にそれたと言うか、今までのテニミュからしたら、かなり新しい事が行われてて。
「今までやってこなかった事」をやると、当たり前だけど、それを受け入れられる人と、受け入れられない人に分かれる。
それは決してどっちが正しいとかどっちが愛があるとかいう事はないし。どちらもその人の意見だし。
だからまあ切り込んでいったのは結構なチャレンジだったよな~とは感じている。


一番大きい相違点としては「客に委ねる」所が強かったよなと。
設定の部分も勿論そうなんだけど、この催しに対してどういう目線から参加するか~とか、
ステージにいる人をキャラととるかキャストととるか~とかそういう所も含めてというか。
「なんかワークショップっぽいな」という話になって、確かに自己演出能力と、アドリブ力と、「その場に馴染む努力」を物凄い求められた気がする。(勝手にそう思ってるだけである)
ポンと与えられたものをただ楽しむだけじゃなくて、「一緒にテニミュを作らせてくれる喜び」と「産みの苦しみ」を両方オマケでつけてくれた感。
個人的には、宿題を出されると思い切り頑張って風呂敷を広げるタイプなので、その点では私は十分に楽しんでいたのだけども、苦手な人はまあ苦手だよなあ。


本編について

とりあえずパワーポイントがダサかった(好き)。
あのパワーポイントのダサさがたまらなくリアル中学校感が強くて、それだけでなんか妙に嬉しかった。
乾くんのコーナーでそのままあのデザインが使われているので、乾くんがあのパワポ作ったのかなと思ったらなんかニヤニヤしてしまった。
あと校歌の際にかかる映像が乙女ゲームっぽくて苦手~という声を事前に聞いていたので、ほう?と思ってみてみたら
確かに言われたらそうだな~と思ったんだけど、明らかに男子の袖口が見えるシーンもありで
何を意図した誰目線の映像なのかはよくわかんなかったけど、私は可愛かったのでアリだった。


歌われた楽曲に対しては、2nd最後のドリライの時と似たような声もあがっていて。
3rdから興味を持った人や、今回の公演がとっても楽しかった人からしたら「今回の曲が聞きたい」という声があがるのは当たり前だと思うので、その辺りも難しいな~といつも。
そもそも私はもう何を本公演でやった曲で、何が今回初出しの曲なのかすらごちゃごちゃになるレベルには曲が解ってるので大盛り上がりだったのだけれど、
「聞いた事がある」のと「聞いた事がない」のはまったくもって違うよな~と思ったので、やっぱり自分の感想しか述べられないから難しい。
良い意味で、そこまで「この曲が絶対に聞きたいんだ!!!」みたいな思い入れが無かったからなのかもなとは思っている。


そんでもって、あの手のライブ系の時はついつい手塚くんか海堂くんを見てしまう癖がついているんだけれど、俺は桃ちゃんで「デュワ~」って言う手塚くんは、たまらなくシュールでとてもよかった。
エアギターする手塚くんも海堂くんもたまらなくギャップ萌えで最高に素晴らしかった…。
3年6組コンビが好きなので「君はライバル」が聞けたのもとてもよかったし(本公演でぼんやり聞きたかったな~と言ってたので)
菊丸くんが本公演に比べて割と男前になっていたので私の好きなタイプの黄金も見れたし、
部長副部長コンビも相変わらず可愛いし、様子のおかしい乾くんも沢山見れたし、リョーマくん大好きな青学レギュラーは中学生らしいし、
どこのコンビとっても可愛いし、それぞれのキャラが良く出てるしで、なんか青学みんな仲良くて楽しくてかわいいなー!?わー!?となった1時間だった。


ツッコミはじめたら気になる点はまだまだあるんだけど、多分年々色んなものに対して、私自身が寛容になっていってたりとか「より楽しもうとする」方向に少しはいっているところはある。

お見送りについて

夢小説コーナーかと思ったら、その実途中から大喜利大会でした!みたいな感じ、たまらない。
このお見送りコーナーの何がよかったかって「キャラにお見送りしてもらう」こともできれば、「キャストに声をかける」ことも出来る、あの自由な感じがよかった。
ガチガチにキャラ設定は絶対に崩しちゃダメ!という訳ではなくて、例えばリョーマ役の古田くんなんかは自分が好きなサメに反応してたりとかしてたし、他の子もキャストの名前で呼びかけても普通に反応してたようなので、客側にもそういう縛りは無かったのは割りとラフだったよなと。


に、してもこれキャスト側は大分キャラの事把握した上で喋らないといけないから、キャスト的には中々特訓になるよなと思った。
当たり前だけれど、一人が大喜利をはじめてその情報が回りだしたら、翌日からは当たり前にハードルがぐーんとあがる。
土日はハガシが入ってて回転が速くなったと聞いたので、凄さのピークは金曜あたりだろうか。
私が観た日も、近くの席の人が40.5巻を手にしてどーするこーするみたいな相談をしていたし、
そういう「既存の設定」はすべて網羅した上で、「設定に存在しないこと」を急に振られて、キャラとして答える。
というのをおおよそ800人に対してやり続けるって、普通の握手会とかよりよっぽどコリャ大変である。私がテニミュキャストだったら泣いてる。
けども、お陰で客もキャストもよりキャラに歩み寄ったり、原作なり.5巻なりを読み込む機会にもなったと思うし、良いアトラクションだったんじゃないのかな~。
というのは、自宅に全部コミックスがある原作好きだからいえる事なのかもしれないけど。
会場で40.5巻売れば良いのにね、なんて言ったりもしてた。結構売れると思う。


ちなみに「客席にいる自分とお見送りを同じ設定の名札」パターンを友達がやっていたので
私は「客席にいる設定とは別の大喜利名札」パターンをやってみたのだが
ついつい海堂くんで遊んでしまった後に流されたのと、友達の設定を守る演出を最後まで手がけてしまったので、名札を使っての面白い事は余り出来なかった。次回リベンジしたい。
とりあえず私は運もあいまって、友達の方の設定に、直接的単語を使わずにうまいことオチをつける事が出来たので、脚本・演出力が物凄い上がった気になったチームライブだった。
そういう催しなのかこれは。まあそういう楽しみ方もアリか。

今いちばん恐れていること

というわけで、今回はまあそういうていで行われていたチームライブだが。
問題として、お祝いムードになるのは勝ったチームだけであり、青学以外のチームはどういう流れになるんだ?という点である。
とはいえ、全部を全部同じ設定にしてきそうもないので、その辺りは変えてくるのかな~と思うし、次の不動峰でその辺りは判明するはずだが。
ドリライは他校がばーっと揃っているので、負けた人数の方が多い。ゆえになんだかなあなあにされているけれども、これ、1校ごとにされて負けましたムードだされたら結構キツいんじゃ?と今からひやひやしている。


テニミュを好きになって何度言ったか解らないのだが、テニミュ公演内で試合をしている(きちんとキャスティングが行われている意)学校の中で、唯一聖ルドルフ学院だけが全国大会への切符を手に入れることが出来ていない。
ルドルフのチームライブが行われる際に、「氷帝とのコンソレーション前」なのか「完璧に敗退後」なのかで大分こちらの心持も変わるのだが
色々考えた結果、やっぱりコンソレ前という設定にされてしまうと、希望を胸に抱いたルドルフの子達を見て「ウッ…この後全国にいけないなんて…」と思って具合が悪くなりそうなのでもういっそ敗退後という事にしてほしい。
まだ本公演の先行すら始まってないのに、その心配をしてどうするんだという話なのだけど、その辺りはもう病気のようなものなので、どうしようもないのだった。
出来れば「ヒステリーをおこしている観月さんを皆でなだめる会」とかがよいのだけど、だめ???



とりあえず、そんな感じ。ここに書いてあることがすべてでもないからまあまた思う事があったらぱらぱら。
テニミュはまだまだ進化していくから面白くてよい。
次のルドルフ公演は、念願叶っての野村拓也参戦なので、本気で楽しみでそわそわしている。
あと久々に20.5巻系とペアプリを読んでたら、改めて情報量の多さと、許斐先生の頭の中の凄さに敬服した。のと、色んな感情が止まらなくて困ってる。

テニスって楽しいじゃーん!