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夢は座席で安楽死。

観る→考える→想う→書く。

【舞台】ILLUMINANT REBIRTH“NIKOICHI”

ILLUMINANT REBIRTH“NIKOICHI”

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@サンリオピューロランド メルヘンシアター
2016年10月1日~10月10日

https://www.puroland.jp/liveshow/toshiki-kadomatsu_spl/


大絶賛通い中のピューロランドでかつて行われていたパレード「イルミナント」。
そのリヴァイバル公演が行われる事になり興味津々、しかしそこそこチケット高いな~何やるのかね~1回位行きたいね~なんて話していたところに、突如決まる追加出演者。
夏の夜に財布と携帯だけ抱き締めてコンビニをシャトルランするさまはさながら「おたく」そのものだった。


※これからイルミナントを観劇される方へ※
光り物(ペンライト系)を作中で使用する場面があるので、あらかじめお手元にご用意ください。
どこで使用するかは作中で指示があるので最初から光らせておかなくて平気ですのでご安心を。
光るものならサイリウムでも懐中電灯でもピューロランドで販売しているミラクル♡ライトでもなんでもOK!
皆さんの力が重要になるので、どうかご協力を!!!
……という角松さんからの拡散希望通達でした。

おおまかなあらすじやら何やら

物語の核心とラストに触れない程度のあらすじと、人物の立ち位置について。
ネタバレについてはもう一段階後に記載するけれど、微細な情報も入れたくない!という方はご注意を。


イルミナントの上演から10年の時が経った2016年のピューロランドで、MAY'S&ダニエル、プリン、シナモン、ダンサーたちは次に行うショーの練習の真っ只中。
そんな練習の最中にコンビネーション振り付けのことでプリンとシナモンは喧嘩になってしまう。
またプリンはメンバーの中のとある一人に恋心を抱いており、ここでなんとかシナモンと自分との差を見せ付けられないかとシナモンの存在を置き去りにし、一人で熱心に練習励む。
一方その頃、自分と違う女の子と頻繁にショーに出る機会が増えたことを少し心配し、父親ジョージに相談するキティ。
複雑に絡み合う色んな感情の中で、10年の時を経てあの存在が皆の前に姿を表すーーー。

今回の闇のイリュージョンの標的は一体誰!?
プリンとシナモン、キティとダニエルのすれ違う思いは解決するのか!?
何よりこのショーの行方はどうなってしまうのか!?
その結末は、是非劇場でご覧あれ!!!!


……と、いうところだろうか。
とりあえずキャラクターが主体の物語に、人間たち(という説明は謎だが)が関わってきている感じ。
MAY'Sのマイコさんだけは物語の主要人物として扱われているためキャラ枠にいる。
角松さんとバンドメンバーについてはネタバレになるために後述。

Puro D★E(以降DE)から出演の山田さん橋本くんはマイクがついており名脇役位のポジション(説明難しい)、メルヘン組の岡さん大江さん早坂さんはMAY'Sダンサーさんたちと一緒にアンサンブルのような役割。メルヘン組もマイクは無いものの当たり前に少人数の作品のために出演時間は長いという印象。

ちなみに上演時間は1時間10分予定だったが微妙に伸びて1時間25分くらいになっており、それに伴い1週目の2部はどちらも10分押しで開始している。
そもそもの1部の終了予定時間がピューロビレッジでやってるハロウィンマーチングパレードとぶつかってしまい、メルヘンシアターから出てきたお客さんとハロパレを楽しんでる人がごちゃごちゃにならないように配慮して上演時間調整したのかな?という印象。
お陰さまで観劇終了して外に出ると、必ずハロパレは完全に終わった状態になっててありがたいし、何より1秒でも長くこのステージが観られるのがありがたい!!
が、2部は開始が大体10分押し+本編も伸びており、2週目もそれは変わらないだろうから2部を観劇予定で遠方の方は「そういうこともあるのか」と心づもりがあると慌ててシアターを飛び出さなくてもいいかも。



以下、盛大にネタバレ込みで感謝の気持ちと感想を書くコーナーなので観劇予定の方でまだ情報を入れたくない方はご注意を。



とにかくまず最初に

正直ナメてましたすいませんでした、という言葉と、ありがとうございます最高です幸せですという言葉しか出てこない。
こういった公式提供の脚本ではなくアーティストコラボの作品は、いわゆるひとつの「解釈違い」が生まれて、すごく楽しいエンタメだったけどちょっと私の好きな世界観とは違うかな……みたいな感じで歯がゆい思いをすることがたまにある。
それでも生演奏の生歌だし、大好きなイルミナントだし、何より大好きなDEさんたちが出演されるからそれだけで楽しいよね!何て思っていたら、それどころの話ではなかった。

もう今回はとにかく脚本や構成を担当された角松さんご自身が「イルミナント」という作品に強い思い入れを持って、作品のメッセージに対する私との見解ともぴたりと合致しているし、何やらオリジナルを作成しピューロの脚本を担当されている八幡さんとも何度もお話して作り上げた作品のようで、よくもまあこんなに素晴らしい作品を作ってくださった物だ……と頭が上がらない。

「ライヴとアクトの融合は長年の夢で、その夢をサンリオさんが叶えさせてくれた。来てくれたお客さん、協力してくれた皆、そしてサンリオさんにお礼を。」というようなご挨拶が毎公演冒頭にはいる。
また角松さんご自身がずっとメルマガでこの公演について毎日のように配信していたようで(ファンの方に教えていただき過去ログを拝読した。)、DEさんたち含め出演者陣をものすごく高く評価していて「出演してくれる人たちのためにも満席の客席を見せてあげたい。」と記載されていて「理想の座長だ!?」みたいな気持ちになっている。

客席に座るこちらからしたら大好きな作品をリヴァイバルしていただき、こんなに素敵なエンタメに、こんなに素晴らしいメンバーで作り上げてくれて、作ろうと思ってくださって、観る機会を与えてくださって本当にありがとうございます!!!としか言えなくて困っている。
幸福の中に包まれて感謝しかない中、私の体は一人分しかないために座席を一席しか埋められないのが本当に歯がゆい。
からこそとにかく私はこの感想を長々とここに綴るので読み飽きたらブラウザを閉じて貰えたら有難い。

本家のイルミナントがなんで好きとか、だからここがこうで!とか、細かいシーンの考察とかそういうのやりだしたら文章がとんでもない事になってしまったので、一旦「この公演を観て」の感想に収めてみようかなと思った。
あとは、今回私がチケットを全公演分買うキッカケになったのは間違いなくDEさんたちの存在だけれど、仮に皆が出演していなくても最低1回は観に行っていたと思うし、観た後に高く評価していたと思うし、チケットを買い足していたと思う。
勿論DEさんが出演するのはめちゃくちゃ嬉しいことで、けれど皆がいるからなんでも良い!と手放しで褒め称えているわけではない事がきちんと伝われば良いなと思ったのでこのような前置きをしてみた。


作品全体について

作品は台詞を歌出表現するミュージカルではなく「LIVE&ACT」スタイル。
なにかというとお芝居の間に歌が入るのだが、それが台詞になっている訳ではなくて、既存や新作の楽曲で「そのシーンに合ったもの」が使用されている。
お芝居の間に歌、歌の間にお芝居、と一見ガチャガチャしそうだがお芝居自体も難しい話ではないために、前後の芝居により既存の楽曲がより深く聞こえるし、前後の楽曲により芝居のよさが深まる……と、双方のよい部分がよりいっそう引き立って魅力的に見える。

今回は客席参加型のお芝居というか、いわゆる「ピューロのパレード」みたいなイメージ。
最初私たちは実在するメルヘンシアターでこの「イルミナント」という作品を見ているのだが、物語の進行と共に現実と舞台上が段々とリンクしていき、最終的には「ショーを見る客」のポジジョンも担うことになる。
なのでラストには客席一体になってダニエル主催の楽しいショーで盛り上がり、立ち上がりみんなで一緒に踊る。もうその感じがたまらないのだ。
「舞台と現実の境界線がなあなあになってる」のではなく「私達が舞台の世界へと飛び込める」のが本当に素晴らしい。

あとはとにかく出演者が全員ニコニコとっても楽しそうにパフォーマンスをしていて、その空気感がとてつもなく心地が良い。「本当に楽しいんだな」というのが肌で感じられるし、そんな素敵な空間の中にいられることがとても嬉しい。

角松さんの立ち位置について

今回の角松さんご自身の立ち位置がまーーーた凄くよいというか、個人的には堪らない作品への関わり方。
シアター上に角松さんとバンドメンバー、MAY'Sの河合さんがいて、基本的に彼らは芝居には関わらない。
角松さんより後ろは「物語の外」で、その後ろでマイコさんが歌う場合も多分あれは「MAY'Sのマイコ」として歌ってる(ように私は感じてる)。

が、しかし、そんな角松さんはスタンドから外せるマイクを持っているので、作中お芝居に時々天の声的なガヤをいれたり、前に出てきてキャラクターと一緒にハモって歌ったり、たまに演者と会話したり(ここがメタ的で凄い好き)。
この作品の登場人物に「角松さん」はいないというか、私たちが座る客席側に近い存在というか、その現実と「舞台の世界観」を繋ぐ存在なので、物語が進むのに合わせて色んなリアクションの表情を取っている。
これが完全に「神の視点」で、神は基本的には作品には現れないがたまにいたずらしに来る。
「これはお芝居の世界だけど僕は現実の視点からものを言いますよ。」という一歩やり方を間違えると興ざめする可能性もある演出を凄く効果的に面白く魅せてくれて感動した。
メタ大好きだけど過度のメタはキレるというめちゃくちゃワガママな私にとって「そう!!ちょうどこのくらいなの!!!」と感動が止まらなかった。

ちなみにMAY'Sの河合さんもちょこちょこお芝居に絡んでくるのだけど、本筋から逃げることが出来る存在というか、絶妙な立ち位置で面白いし、最後のダンスも全員がきちっと踊る中で一人だけ少し照れながら踊ってマイコさんにバシバシされてるのがめちゃくちゃ可愛い。
河合さんの前ではお芝居中の「マイコちゃん」じゃなくなるマイコさんのあのキャラ変も絶妙で素敵!

キャラクターについて

今回の作品は前述の通りにキャラが主体で構成されている。
このキャラ達がとってもかわいいのだが「ただかわいいだけのキャラ」じゃなくてある種人間的に描かれているのも面白い。
他の出演者とのやり取りも、通常のピューロのショーみたいに「DEさんとキャラクター」として分けられてるんじゃなくて、キャラクターが人間の役を演じている……というのが近いのかな、うまく説明できないのだけど「そんなこと君たちが言っちゃっていいの!?」みたいな事をガンガン言うし、凄く私たちに身近な悩みを抱えているし、でも決してキャラから逸脱してはいないし、イメージを損なうこともない。
あとは「設定的にプリンとシナモンは犬なの?」とか「サンリオ的にどうなんですか!」とかそういう台詞をDEである山田さんと橋本くんに言わせるのがもうものすっっっごい色んなもののギリギリ感を感じて、でもアウトは何もないのが完璧というか。

今回、キティちゃんは物語の中でとても大事な存在でヒロインなのだけれど主人公というわけではない。その感じがなんだかとても好きだった。
昨今のパレードやショーにおけるキティちゃんはなんかもう超重鎮の「キティさん」という感じで、ハイパー無敵モードに入っていて闇の帝王が今やって来ても絶対に一人で倒せちゃうよね!?位の存在で、勿論それも大好きなのだが。
今作のキティちゃんは「か弱い年頃の女の子」で、恋の悩みを父親に相談したり、自分一人じゃ皆を助けられない!と弱気になったりする。
その等身大の「女の子」感が凄くよくて、キティちゃん頑張って!そうだよね、悩むよね、辛いよね、でもそれでもキティちゃんは強い子だなあ!!と思わせてくれるのがとてもとてもよかった。
そんな感じでキャラの立ち位置や感じも普段とは少し違うので新鮮で楽しい。

台詞と役について

冒頭で角松さんが「かわいいキャラクターが出てきてお子様でも勿論楽しめる、けれど本当は大人向けに作っている。だから大人に刺さるメッセージが沢山あるはず。」というような事を仰っているのだが本当にその通りだった。

勇気をもらえる言葉もあれば、ハッとさせられる言葉もあるし、そんな言葉を誰かにかけてもらいたかったんだよ!!というので涙が溢れて止まらなくなるものもある。
個人的には山田さんと橋本くんがプリンにかける「悩みは大切な事を知るキッカケになったりするし、こういう時自分にとって何が一番大切かわかるとかいうじゃん」というものが絶賛今色々悩み中の私をめちゃくちゃ前向きにさせてくれた。
それからジョージ(キティパパ)がキティちゃんにかける「お互いを思いやる気持ちが大切だけどそれが難しいからぶつかり合う」、「感じ方が違っても目指してる所が一緒」だという別の感情に対して否定しない部分が凄い好き。
あとは「望む事があるんだったらそれに向かえばいい、それが例え辛い道でもきっといつか上手く行く、大丈夫だよ」という台詞(うろおぼえ)で毎回ダバダバ涙が止まらなくなる。
というかこの作品におけるジョージの立ち位置と台詞のよさが尋常ではなくて、正直最初「なんでパパだけ選抜されてるんだろう」というのを友達とも話していたのだけど、これらの言葉は「父親(キティちゃんと性別の違う親)」だからこそ与えられる言葉だから、凄く納得がいった。

あと、ダニエルがめちゃくちゃかっこいい。これはいつもの事だけど、今回は完全に「夢女子が一度は憧れるあのシチュエーション」3本の指に入る「僕には大切な人がいます、今日もこの客席のどこかで応援してくれています。」を放った事により、その直前までキティちゃんが悩んでいたこともすべて、キティちゃんの為に頑張ってきたことなんだよ!と思わされて、双方の台詞がまたじわりと重くなるというか、普段one'sで活動してる事についてもここで意味を持ってきたりしていて感動がひとしお。


山田さんと橋本くんがコミカル系の息抜き台詞が多いので、面白かった系でいくと主に2人の話になってしまうのでかいつまみつつ語る。
ちなみに今更だが山田さんと橋本くんの2人は「山さん」「はっし~」が役名で本人のようだけどどこかちがう本人役を演じるスタイルを取っている。
なので山田さんが「~~だぜ!」みたいな口調で話していたり、2人がタメ口だったり、しゃぶしゃぶに浮かれていたりするのも面白かわいい。
そんな中で、橋本くんがプリンとシナモンの紹介をする台詞があるのだけれど「あいつこそがサンリオの王子様感」があってめっちゃくちゃ好き(わかる人にだけわかればOK)。

この2人の演技がとっても絶妙で、かつ役のパワーバランス的に「山さん」の方がちょっと強くて「はっし~」が振り回されてる(でも慣れてる)みたいな感じなのが凄くよくて、台詞も「北風と太陽」じゃないのだけど2人がちょっとずつ違ったり相反する事を話したりするから色んな気持ちがわかったりと本当に素敵な立ち位置だったし、コミカルなスパイスとして2人がマイクをつけて台詞をしゃべる役で登場してくれたのは幸せすぎる。
「愛は奪うもの」な山さんに対して、「愛は育むもの」なはっし~。いわゆる真逆シンメってやつか~~!!!ってなったり2人セットでわちゃわちゃしてるのがとても面白い。

また、この2人がいわゆる「センターに立ってない時のサイドでの小ネタ(テニミュでいうとこのベンチワーク)」がいちいち細かいし、回ごとに変えてくるし、そこに段々メルヘン組やMAY'Sダンサーさんたちも巻き込むので「次はなにやるかな!」というそわそわが止まらないし、そんな小ネタを考えては合わせてくる2人はかわいいな~と思ったしそんなものをここで観ることになるとは思わなかったからびっくりしたし嬉しい誤算過ぎた。

……と、この2人について語り出すとこの先の話題に進めなくなるので一旦終わり!!
とかく角松さんが何やら2人を凄く評価していて、2人の持ちものを理解した上でこんなことやこんなことを~~と悩んでくれていたのだなと思ったらどのシーンも愛しくてたまらない。

ダンスと楽曲について

角松楽曲+MAY'S楽曲+イルミナント楽曲で構成されるこの催し、とにかく歌は文句なしに最高で、双方の持ち歌やイルミナントの楽曲を色んな形で使用して、それがシーンごとにぴたりと当てはまっているし、それぞれ別で作られた楽曲のはずなのに親和性が高すぎてびっくりする。
イルミナントの楽曲が元々大好きなので、それをこうやって生演奏&生歌で聞ける機会がある事が凄く嬉しかったし、曲が流れるだけで泣いてしまう。
「愛をありがとう」は演出も込めて涙が止まらないし、なんであの歌あんなにいい歌詞なんだろうか…。

後は私をそわつかせていた橋本くんと山田さんのツインソロがまさかの今回用の角松さん書き下ろしと知ってひっくり返りそうになった。嘘じゃん、書き下ろしとか何事か!?状態。
この2人のために書き下ろされた曲をこの2人がこの2人だけで歌っていると言う事実、最早とんでもない。
NY系ファンクレゲエチューンと称されてるその書き下ろし楽曲は恋するプリンを応援するために「Let's do it!」という単語が用いられていて凄く素敵だったし、2人の音域が考慮されてるからハーモニーも抜群だし、その直前のプリン&角松さんが歌うシーンでのバックも合わせて「はああああ……」みたいな気持ちになっている。ほらやっぱり話が長くなる。

そしてそんな幅広い楽曲が使用されているので、出演者陣は様々なスタイルのダンスを見せてくれる。
HIP HOPもあればモダンテイストなものもあるし、シャカリキに楽しそうに踊るシーンもあれば、しっとりと表情から指先まで使って魅せてくれる瞬間もある。
沢山のジャンルが混ざっているのにも関わらず、物語の軸がしっかりしてるからとっちらからないし、色んなものが堪能出来て本当に楽しい。
更には、この秋、ゴーストバスターズがハロパレの楽曲に昇格したことにより「スリラーもやってよ~DEとキャラがスリラー踊ってるのみたいよ~」と喚いていたところ、まさか本当にスリラーが組み込まれていて初日に「ホァ?」となり、しかも大好きなオリジナル振り付けでもう~~無理!!!!状態に陥る。
あとは最後のショーのシーンで「don't give up!don't give up!」と歌ってる曲は既存なのか新作なのかが凄い気になるんだけどどちらかの楽曲だったりするのだろうか…。
あの曲のサビの振付の足さばきがめちゃくちゃかわいくてとにかくリピートしまくりたいし、振付がかわいい!めちゃくちゃかわいい!!
(次のMAY'Sさんのアルバムに収録される角松さんのプロデュース楽曲「WHAT IS YOUR DREAM」だという事が判明。)

とりあえず角松さんとMAY'Sさんのアルバムめっちゃ聞こう……とかちょろいおたくなので思ってしまった。
好きな曲が沢山ありすぎるし、音楽は沢山元気をくれるから、好きな曲が沢山増えたのはとっても嬉しい!
オリジナルで書き下ろしたものは是非CDを……というか今回のライヴ音源収録したCD出して欲しいくらい好きな曲しかなくてつらい。
のは、角松さんが選曲やリミックスにもこだわってめちゃくちゃ練って作り上げた愛がつまってるからなんだろうなと思う。

色んな人たちがいることによる色んな化学反応

今回の出演者のMAY'Sとダニエルの並びでピンと来たそこのあなた!せーの!\正解/
そうです、やります、「Everybody OK!?」!!
普段はダニエルのユニットone’s wishes-D(以降one’s)で披露される楽曲を踊って「1wd」の振り付けをしている橋本くんや山田さんやメルヘン組が見られてしまう。
橋本くんはマイクオフで楽しそうに口ずさんでいて「君だけに特別あげるよ1wd」のところが完全に自分の持ち歌かのように歌い踊っていて感動した。

なんかこれがもう~~めちゃくちゃメタいと思ってしまったし、自分が箱推しだからこそ感慨深かったというか面白かったしというか、あえてそれをやってるんだろうなとすら思えるんだけども。
仮に自分がこの中の出演者のだれか1人にしか興味がなくてone'sに興味を持ってなかったら楽曲すら知らなかっただろうし、「この曲を踊ってる他のDEさん」の面白さに気がつけなかっただろうし、面白いものにはなんでも参加してみて、色々と知った上でこの公演を観たからこそ、そういうことに対しても「楽しい!」と思えて、すっごくよかったなと思っている。
one'sとのコラボ楽曲でいうとトラベリングも披露されるのだがここも見もの!!!Cジャンプ!!!!!


山田さんは普段メルヘンシアターのショーにも出演されているので、岡さん、大江さん、早坂さんとの並びはやっぱり落ち着くが、いつもとはまったく違うところなので新鮮。
橋本くんは3人一緒にショーに出ることはないので並んだりペアダンスをしているのは滅多に見られない光景だから嬉しかったり、かわいかったりとにかくめちゃくちゃ新鮮!
あとはメルヘン組とプリン・シナモンの絡みや、MAY'Sダンサーさんとの絡みもとても新鮮新鮮新鮮で、いつも見ているはずの方達なのにまったく見られない表情が見られるのが舞台やこういう催しのよいところ!

岡さんは皆をまとめるお姉さん的な感じで柔らかい笑顔で客席の人たちに笑いかけるのをいつでも忘れていない素晴らしい包容力でMAY'Sダンサーさんたちともガシガシ絡んでいってついていきたくなる!
大江さんはキュートな妹ポジというか山田さんや橋本くんと絡むシーンがちょこちょこあるのだけど、2人の事を叱咤激励したかと思えば、闇の帝王が現れたら2人にきちんと守ってもらっていたり、凄く強い女の子の印象があって素敵!
今回一番ビックリしたのが早坂さん。本当に情熱的なダンスを踊られるし、メルヘンで今まで観ていた表情とはまったく違う、大はしゃぎの笑顔で客席を煽る早坂さんの姿に良い意味でビックリしてしまった。
あとMAY'SダンサーのSAEKOさんの並びがめちゃくちゃよくて(ビジュアルがなんとなく近い)、えっこれからMAY'Sさんがなにかやるとき出て欲しい……とか友達と言っていた。


作中、出演者はカジュアルなダンスレッスン用の私服みたいな衣装を着ていて最終的にショーのシーンでは全員衣装がえをする。
男子3人は「ARIGATO EVERYONE」の衣装を着ているのだけれど、今年2月と4月にあったParty Concertの時に、山田さん・橋本くん・宮崎くんで「海鮮チラシ」という架空のユニットを演じていて、その時に宮崎くんが着ていたカラーの衣装をMAY'SダンサーのSHOTAさんが着ている。
やばい、海鮮チラシのメンバー変わってしまった!!とかいうのもあれば、普段宮崎くんと関わりのある(one's的な意味で)SHOTAさんが宮崎くんが着ていた衣装を着ているという図がなんか凄いじわじわ来た。

結局前述と被るのだけれど、MAY'SさんやMAY'Sダンサーさんたちと一緒に活動しているいるDEさんといったら「宮崎くんと吉田くん」というのが落ち着く感じになっているのに、今回はそれがそうではないから凄い面白かったし、だからこそまた宮崎くんや吉田くんがMAY'Sさんたちとなんかやってるのもみたーい!となってしまったので、「楽しいこと×楽しいこと=もっともっと楽しいこと!」なんじゃないかなというか。
今回関わったことで「このメンバーでまた何かやってもらいたい!」という気持ちも「他の人やキャラたちとも何かやってもらいたい!」という気持ちも生まれたのはものすごいことだと思う。

あとはなんだろう、日本語が難しいのだけど「いつもその人を見てる人に誉められる」のも勿論嬉しいことなのだけど「知らなかった人に誉められる」事の有りがたさというか、嬉しさって尋常ではなくて。
色々と感想を発信していたらやり取りがあった角松さんのファンの方に「角松さんを普段見ない方にこんな感想を言って貰えて凄く嬉しい」というような言葉を頂戴したり、逆に言えば私は偶然現地で交流があった角松さんのファンの方達にピューロのショーとかパレードのおすすめを聞かれたのでお話したら、きちんとすべて観た上で感想を直接伝えてくださったり(何て優しい人たちなんだと感動してしまった)、「どのダンサーさんが好きなの?わあ!あの人素敵だったね!」とか言って貰えて凄く嬉しかったし。

それこそ「WAになっておどろう」じゃないんだけど、こういった交流自体も、新しい良いものを知ることもすごく素敵な循環だなあと思うし、今後永続的に追いかける!という事にならなくても何かの機会でまた巡りあった時に「この人は!!!」となれるのが私は大好きなので、そういった意味でも心が暖かくなった。

なんとなくのまとめ

今回この催しを観て、とにかくやっぱりピューロはシアターパークなんだなと私は思ったし、色んな制限にとらわれず様々な可能性をこうやって表現できる素晴らしい場所なんだと再実感した。

歌とお芝居、キャラと人間、ピューロで活躍する方と普段は別の場所で活躍する方。
色んな様々なものが混ざりあって、この最高のエンターテイメント空間が作れている、ということが、まさに「世界は色んなものでできている、正解は一つじゃない」という事を体現していて、結局涙ぐむはめになってしまう。

お芝居が大好きで、歌やダンスが大好きで、エンターテイメントが大好きで。
今回角松さんやMAY'Sさんのファンが新しくDEさんに興味をもっていたり、ピューロが好きな私が新しく角松さんという素敵なパフォーマーに出会えたり、MAY'Sさんのよさを再実感したり、自分が普段好きな人たちをもっともっと好きになれたり、本当に良い時間だな~と思っている。

とにかくもう、大好きな世界観を観せてくれて、大事な言葉を沢山聞かせてくれて、新しい可能性を見せてくれた角松さんには本当に本当に頭が上がらないし、出演者、バンドメンバー、その他スタッフさん、ピューロのキャストさんすべての方に「この作品を作ってくれて、出会わせてくれてありがとうございます。」と心の底からのお礼を伝えたい気持ちしかない。
毎度恒例、作品が好きすぎて全人類に感謝をする時間が今回もやって来ている。

角松さんが「今回の作品のキーワードの1つは”願い事”」と仰っていて、私の中に「橋本くんがピューロ外の人とも一緒にやるお芝居を観てみたい」というのが願い事としてあったので、そんな願い事を、願い事をキーワードにした舞台でかなえてくれた角松さんは凄いなあとしか言えなくて嬉しくてたまらない。
そして「色んな人が色んな風に感じると思うから、何かを感じて帰ってもらったら」と仰っていたので、感じた事を感じたままに書いたらこうなってしまった。

作品は作るだけでは意味がなくて、誰かの目に触れて、何かの感情を産み出し、そしてそれをまた誰かに伝えることで新しい可能性が見えてくる、というのが私の中にひとつある何かで。
なので私はこんなアホみたいに長い感想を書くことしか出来ないけれど、でもそれだけ感動して大喜びしている人間がここにいるから、この作品を作り上げてくださったことには本当に本当に凄く意味がある!!!!と声を大にして伝えたかったし、この声がどこかに届いてまた何かの広がりがあれば良いなと思っている。
それからもしこの記事を読んでいて、まだどうするか悩んでる方がいたら背中を押せたらいいなあとといういつもの奴。
ご本人すら「残席開示は普通はやらないのだけれど、あるよ!観れるよ!といいたいから開示していく。」と仰っているので、もし興味がある方がいたら、連日普通にピューロランドで当日券を販売しているし、まだプレイガイドでも取り扱っている(3日現在)ので、この素敵なエンターテイメントを是非生で体感して頂けたらと思う。
1人でも多くの方にこの作品を知っていただきたいし、触れて頂きたい。どうしてもそういう言葉しか出てこなくて毎回宣伝文句が一緒になってしまうのは辛いのだけれど、でも悩んでる方がいたら是非、一歩踏み出して欲しい。


週末だけの催しなので残りは来週3連休の3日間の6公演。
あと6公演も観られる!嬉しい!これからどんな風に進化していくのかな!というわくわくと、あと6回で終わっちゃう!もうこの役には出会えないのつらい!!もっとやって!!!という気持ちの中で揺れながら「終わりがあるからこそ儚く美しいライブ空間、とにかく大切に観よう」という気持ちを強くもって、最後まで楽しみ尽くす!!!!!!
多分まだまだ見つけられてない隠されたメッセージが沢山あるから、いっぱい探せたら良いなあ~!!!!!!