夢は座席で大往生。

観る→考える→想う→書く。

【きんぷり】プリズムの煌めきを求めてアマゾンの奥地へ~後編~

 
前編のあらすじ

  • 香賀美タイガくんがかっこいいしかわいい(しかし見ていると辛い)
  • 速水ヒロは被害者(という洗脳)
  • プリズムショーの演出って最高だな


それじゃあ後編いってみよう!!!!


前編はこちら
ka-ri-ng.hateblo.jp


満を持して!レインボーライブ

すすす視聴から約1ヶ月。
5月31日にぶたばらの配信がニコニコ動画で行われる事になり、それに先駆けてフォロワー間で30日の夜にぶたきんの同時上映会をしよう!!!という話になった。
それならば、やはりそれまでにこの世の真理をすべてとは言わずとも知っておく必要があるのでは!?!?と思い立ち、プリティーリズム・レインボーライブ」(以降、RL)の視聴を開始した。

当初は「ぶたばらの配信までに見終わればいいや~」と思っていたものの、見始めたら止まらないし、だったらぶたばらの配信までにすすすを再履修したい!となってしまい、結局音速で履修を終えた。

視聴開始は5月29日の5:30、視聴終了は5月30日の16:00すぎである。

早さが異常。アニメ視聴界の小野田坂道と呼んで欲しい。ヒメヒメッ!!!

視聴していた時の感想はここにだらだらとまとめてある。
togetter.com


元々かわいい女の子だ~~~~いすき!!!!なおたくなので、探していた情報を埋めるはずが皆かわいすぎてこまってしまった。初期の頃のいとちゃんはちょっと苦手かも~と思ってたけど最終的に全員好きになった。
RLの構成の凄いところは3人組ユニットを2組作っておきながら、最終的に同ユニット内ではなく、異なるユニットから1人ずつ組み合わせた2人組を作り上げていたところ。天才の発想か???
ちなみにRLではなるべるとあんわかのおたくです、かわいいね、かわいい。
かわいい女の子のプリズムショーは物理で戦ってなくてサイコーだったし、りんねちゃんとの関係であり得ないくらい泣いてしまった。
この話を広げちゃうと横道それまくるから一旦きんぷりにクローズアップした話に戻そう。


主にRLにはタイガくんの「なんもなさ」を探していた。
これは、事実がなんもないかどうかの話。ゆえにそこからの想いが凄いよねって話なのでタイガくんがぺらっぺらと言いたいわけではない。
案の定、すすす3話でタイガくんがモブとして記憶していた人達がメインキャラで登場しており、それによりいかにタイガくんになんもないかが解るのがあまりにも嬉しかったし、「なんもない!なんもない!」と騒いでいたら優しい人達が「タイガくん出てこないですよ」的な事を沢山教えてくれた。
むしろ出てこない事でタイガくんの”らしさ”を感じたかったので(何言ってんの?)、全く何も問題なかった。
ちなみにこの「なんもない」事からの派生の話は後にまとめたい、話が長くなるので。既に大分長いけど。

逆にユウくんはめちゃくちゃ出てきてるどころか、ちゃんとRLからきんぷりシリーズに繋ぐ役割になってたりもして、「はあ~~~!!!なるほどなあ~~~!!!」となれたりしたので、もう1人くらい次世代に繋げる子がいたらよかったのかもな~と思いつつ、それが出来なかったからこそのタイガくんのあのポジションなのかもなとか考えてた。


そしてきんぷり&きんぷらでざっくりと語られていたおばれの話が、RLを見たらめちゃくちゃよく解った。
というかこんなにがっつり出てくるとは思ってなくて、いうて最終クール辺りからちょこちょこ出てくのかな~位のイメージだったものだから心底驚いた。
RLが既におばれの話過ぎて、そりゃ~~~~これ新作出してくれになるわ……とやっとジャンルを実態を理解する。

ただ、しょっぱなから神浜コウジはモテまくっていたし、速水ヒロは思っていたより性格と情緒がアレだった。お前らお似合いのコンビだな、すげえよ。
この辺りできんぷり&ぷらの話が大分美化されている事に気がついたり、氷室聖と黒川冷の話が詳しく知りたくなってしまったりしていた。
いや~~~~~大人三強に年期が入りすぎててこえーよ。45話凄くない???
感情がデカい奴しか出てこないアニメ!プリティーリズムシリーズ!!!!!(主語がデカいおたく)



本当に辛くない????
この感情を持った後に2人で飲んでる描写を見たら吐くかと思った、勘弁して。


楽しく見進めてしまったけれど、3クール目の途中位から女児向けアニメではなくなっていった気がしていて、これは当時視聴していた女児は大丈夫だったのだろうか。めちゃくちゃおたくの英才教育されてない???
ちなみに、一番最初にきんぷらに連れていってくれたフォロワーに「RL見始めた!!!」と報告したら、「じゃあオーロラドリームとディアマイフューチャーも見よう!」と返ってきた。圧がすごい。


これは自由研究の結果。



いざゆかん!2度目のきんぷり&3度目きんぷら


RLの視聴と数時間の仮眠の後、2度目のきんぷり+3度目のきんぷらへと移る。

す、すげー!!!全部わかる!!!!
いや全部はわからないけど大体全部わかる!!!!すごい!!!!!!

と、めちゃくちゃ感動した。
やっぱりシリーズものはその全てを視聴した上で見ると楽しいのだな、と、散々っぱら履修してこようとしなかった自分を恥じた。まあ忙しかったから仕方ないのよ。
後、そんな事を言いながらもこの順番で見たのはめちゃくちゃ楽しかったのでもうなんでもよかった。


RLを履修してしまった弊害としては、タイガくんの一挙一動を見る度に胸が苦しかった。
今までタイガくんのすべてだった事が、世界から見たらほんのちっぽけな事になってしまっていて、けれど逆を言えば世界から見たらほんのちっぽけな事をすべてにしているタイガくんのピュアさと危うさがサイコー!!!となったりして感情がぐずっぐずになっていった。
この子が幸せになるまで見届けたい、そう強く思わされた。でも自分が幸せにしたいわけでもねーなと思ったのでその辺りあくまでも「おたく」をやりたいらしい。
それと同時に「十王院カケルはなんでタイガくんのおたくになったんだろう」という事への興味メーターが振り切れてしまっていたので、重箱の隅つつき虫として生きる事を決意した。


あと、大事な事があるので大きな声で言いますね。

速水ヒロ、お前!!!!
思い出色々美化しとるやんけ!!!!!!

これはさあ、あれじゃん、おたくに過去現場の話を聞いてて「へー、そういう事もあったんだ~」と信じて、いざ現場についてったらわりと事実と異なる奴じゃん、よくない。
速水ヒロに都合よい形で映画館でお届けされてしまっている事をようやく理解する事になった。
昨今のマスコミの報道を彷彿とさせるような切り取り方をしているように感じた(???)。
まあでも神浜コウジが速水ヒロにクソデカ感情を抱いている事は紛れもない事実で、ちょっと素敵な脚色が入ってめちゃくちゃいい話になってたというか、もしかしなくとも速水ヒロから見たらこういう事になってたのかも……?とか色々考えてしまった。
タイガくんもそうなんだけど、想い出美化しがちな男が多くない?なんなの??みんなおたくなの???

そうだね!!!

そして、(多少美化されてはいるものの)色んな事を経て、プリズムカップで披露された「pride」がどれだけ素晴らしいものなのか、3年の時を超えて実感する事になった。
「pride」の歌詞って、コウジが「ヒロ」と「ヒロに出会った自分」を書いた曲だと思ってるんだけど(これはどこかで触れられてたりするんだろうか?有識者~!!!)、何がいいって「君に出会って目が覚めたよ」じゃなくて「君に出会って夢を見続ける事にしたよ」と歌ってるのが本当にいい
あまりにも重くて、苦しくて、美しい感情すぎる。

2人の為の曲でしかないので、そのコウジの気持ちに気が付かずに独りよがりになってしまっていたRLの速水ヒロはもっと反省してきて欲しい。
ていうかカヅキ先輩はヒロコウジのパイオニアか何かなの?????
RLを見れば見るほどカヅキ先輩の感情がわかんなすぎて怖くなった、太陽みたいな人だな、私は絶対に好きにならないタイプだ(でもめちゃくちゃかっこいいのはわかる)。

それでもおかわり!ぶたきん2回目

既に情報量で脳みそがぶっ壊れていてもおかしくないのに、30分の仮眠後、再度ぶたきんを視聴する。
私はやっぱりどこまでも「舞台は舞台」という考えの人間なので、改めて情報を見た後に観たぶたきんは、演劇コンテンツとしては面白かったけれど、きんぷりの派生コンテンツとしてはあんまりしっくり来なかったところがある。
主に演出面として、もっとプリズムの煌めきを表現出来たんじゃないかな~。

RL→すすすまでで知ってしまった事を反芻すると、やはり余りにもエデロ組の感情が軽すぎて、シュワロ組の感情が重すぎた。
ていうかやっぱり田中みりんぼしの歌がうますぎんだよな。
ぶたきんを作ってる人達が舞台版で表現したい事と、私が舞台版に求めてるものが違うんだろうな~とか考えつつ、「それはそれ、これはこれ」で楽しかったし、アニメと舞台で自分の中で明確な線引きが出来たからこそ、舞台版として客席で楽しんでみたいな~という興味は生まれた。

タイガくんを好きになった上で観た長江くんは、やっぱり長江くんだったし、でも媚びすぎずあざとすぎず、「ピュア」を表現する長江くんって本当に2.5向きだな~と思ったし、舞台カケルは矢代拓役だった。
久々にこういう「アニメ模してます!!!」みたいな芝居を観てニコニコしてしまった。
ただ、この2人の演技の方向性が違うからか、本質的には噛み合ってる感がなく、アニメを見ていた時に感じたような「この2人なに!!!!」というのが全くなかった。
本当に、なんだろう、2007年位の2.5を見てる気持ちになった。アニメがそのまま再現されて、キャストは声優に声が似てる子が連れてこられる奴。
もっとその役者なりの解釈と表現が見たいのですが!!!!!!!
……と、結局こうやって「役者」の評価をしだすから、3次元で没入感の高いコンテンツを摂取するのが下手かもしれない。

チッス!2周目のすすす

寝て起きて、すすす2周目に入る。
1周目では解らなかったあんなキャラやこんなキャラの登場に「ああーーーー!!!ああああーーー!!!!!」となりながら見進める。
女子が出てくるだけで楽しくなっちゃうし、泣けてしまう。これが教育されたおたくか~~~!!!!
もう、色んなものの情報の重みが違うし、それでもやっぱり4話の最後が一番気になって仕方がなかった。本当になんなんだろう、トラウマになっちゃうな。

1周目で何もわからなかった10話以降のシャインの話も、そもそもとしての「なるほどわからん」はあれど、すっごいよく解ったし、切なくて、苦しかった。
とはいえ一番しんどかったのはルヰくんがなるちゃん達とすれ違ってる所のカットかも。
出会って欲しいよな~~~~~~~~!!!!!!!!!!


すすす1周目の時は最終話の「ナナイロノチカイ」をおたくと結婚ソングだ~~~!!!重いナ~~~~~~~!!!!位で見ていたのだけれど、同時に彼らはここで「彼らが彼らであり続ける事」も誓わされている事に気が付き、あまりの重さで貧血が起きた。
おたくの前でスタァであり続ける事、スタァとして輝き続ける事、そして皆でこれからも居続ける事。
1人1人のバックグラウンドはバラバラで、思ってる事も考えてる事も違えど、「7人が7人でセプテントリオン」である事は絶対で、その絶対性を誓わされた挙句、そしてそれがそうでなくなったら世界が終わる可能性で縛られてるの、もうアイドルとかそういう話じゃない。
「きみとぼく」ではなく、「おたくとスタァ」・そして「スタァ同士」のセカイ系である

とんでもねーーー!!!!!!!

いやだって凄くない!?!?!?
7人が7人でなくなったり(これは現役をやめるとかそういう話ではなくて絆の話だと思ってる)、7人が私たちの前で煌めいてくれなくなったら世界終わる可能性があるんだよ!?!?!?!?
そしてそれを誓ってくれるの、めちゃくちゃ安心して死ぬまで現場通えちゃうじゃん。
なんかアミューズに近い気がしてきた、プリズムショーにはハンサムライブと近いものを感じる、これかも。


後、1周目に「なにこの小さき生き物!?!?」と思っていたペアともがRLで主要人物全員に現れていることで、タイガくんとアレクがめちゃくちゃ贔屓されてんな、と感じた。
インタビュー読んだら「他の子の所にも来てるかも」みたいな匂わせがあったけど、アニメ内で描写されているのがこの2人の時点で相当なえこひいきである。
まあわかるよ、タイガくんかわいいもんな。

やっと会えたね!ぶたばら

分岐するポイントとしては「きんぷらを見てから数年後にいきなりぶたばらを観る」か、もしくは今このブログで辿ってるルートだった。
という訳でそもそものキッカケになったぶたばらにようやっと戻ってきた。ありがとうニコ生。

そもそも「カケタイのデュオ」と「三強」と言うワードは耳にしていたので覚悟して観たが、舞台として面白い部分と舞台だから納得出来ない部分が生じてしまった。
これ、完全に舞台の感想になっちゃうからアレなんだけど、アニメの再現をする事に重きを置くあまりにプリズムショーのクオリティがショーとしては低くなってしまった事と、ショーに対する演者の感情が小さくなってしまったなと感じた。
あと、私からしたら長かった。1幕で終わってくれて「次はプリズムワン!!!!」でよかったのにな~~~とめちゃくちゃ思った、2幕は完全に飽きながら観ていた。
この感情は舞台ペダルの直線鬼に通ってる時も感じていて、そして直線鬼の演出も宇治川さんなので、もうそういう事なのである。


この辺は辛口めの感想だし舞台の話なので、きんぷりの話しろよ!って方はそのままもう一個先までスクロールしてね!!!!

私がきんぷりシリーズに惹かれたのがショーの景気の良さショーの中に秘められた思いなので、既存のアニメで演出のインフレが置きすぎてバカになりながら感情デカく表現されているショーを3次元の世界でキャラをなぞって表現するのはかなり無理があると感じた。
そんなのね、どうやったって予算が足りないし、感情を爆発させるならもっともっと表面をなぞる事で精一杯になるんじゃなくて、本質的に役を自分の中に落とし込んで、そのショーの意味ごと表現しないとならない。

だとしたらまんま同じ振付と歌じゃそりゃ~~~~~~~~~無理だろ!!!!
ていうかTDCで若手俳優にソロやらせるの、ちょっと正気じゃない。ならばセットと演出をなんとかしてくれ。
田中みりんぼしさんがいない本作において、1人でTDCの舞台に立って、観客が納得いくパフォーマンスが出来るのはspiちゃんしかいなかった。いや~~~流石だったな。皆がこのクオリティだったらこの構成でよかったと思うよ。

演劇においての「歌う」や「踊る」は感情の表現手段なので、しっかりとお芝居してる芝居の中でその道ではない人間が「歌うために歌う」とか「踊るために踊る」事をするとどうしても薄っぺらくなってしまう。
そして、プリズムジャンプが飛べない現実世界において1人でめちゃくちゃ華やかなショーをさせるには特効が必要なわけで、だからこそ「1人で踊ってる」と言うことを別に1人で表現しなくてよければ、再現度の高さよりも「感情を表現する」事に重きを置いてみてよかった気もする。


そういう点でいうと橋本シャインのプリズムショーはめちゃくちゃよかった。
この「めちゃくちゃよかった」というのは舞台表現としてのよさであって、キャラクターが守られてたかと言うとそこはちょっと…難しいよな、これ、3次元だからめちゃくちゃ難しい。
唯一、自分なりの解釈で役を掘り下げて感情をぶつけているのが橋本シャインだった。
アニメのシャインは物凄くクオリティは高いのだが心に何も届かないショーをするという不気味さを持っている。憎しみも愛情も何もない、自己がいいと思った事をいたって純粋な気持ちで観客に押し付けている事の狂気

ただ現実世界において客席に届くショーをするという事はどうしたって何かしらの感情をつめないとならない。そうでないと何も客席に届かないのだ。
3次元に暮らしている以上、そして舞台と言うコンテンツを作り上げている以上、どうやったってアニメのようなクオリティが高いが感情がないパフォーマンスを表現するのは難しい。
橋本祥平選手はきっとそこを「怖さ」「憎悪」という感情で埋める事でショーのクオリティを上げる事にチャレンジしたのだな~と感じたので、めちゃくちゃ舞台役者としては評価が高かった。
そうやって突き詰めた役作りがあったからこそ、一番心がないはずのシャインのパフォーマンスに一番熱量や重み・恐怖を感じ、原作をそのままなぞった他のショーに薄っぺらさを感じてしまった。
これはもうめちゃくちゃ皮肉な事であるし、演劇手法としてもう少し何か見つけ出せていたらこうではなかったのかもしれない。


ショーの演出がめちゃくちゃ勿体なさすぎて、こういうのが見たかったという嘆き。


これはきっとこのコンテンツが「舞台」じゃなくて「3次元のプリズムショー」でめちゃくちゃ予算があったら出来た事だと思う。
これが出来ないのならば、やっぱり「舞台」を貫いて欲しかった所は多々あった。
それこそ高田馬場ジョージのショーは「ショーをやる」のではなくてショーをやっているときの心情を吐露しながらショーをやる事をしていたのでめちゃくちゃ演劇的だったし、そう、こういうのが観たいんだけどな~~~!?!?!今演劇をやってるんじゃないの~~~~!?!?!?!とずっと思ってしまった。
古谷ジョージめっちゃよかったし、第四の壁をすり抜けてこちらとあちらを繋ぐパーソンとして最高のパフォーマンスを見せてくれた。いいぞ!!!!
舞台版、シュワロがよすぎるので、あの時TDCに行っていたらきっと私はシュワロのおたくをやっていたと思う。


あと、人間関係の描写に重きを置きたかったから仕方なかったのだろうが、ショー本番を軽く見ているのが嫌というほど気になった。
ていうかタイガくん!!!!!!!!!貴方ですよ!!!!!!!!!!
私自身がパフォーマンスを大切にしない人が地雷なのでめちゃくちゃ落ち込んでしまった。
めちゃくちゃ落ち込んでるツイート。


これ、演劇畑の人が脚本を書いてたら(本能的に)こういう描写はしないだろうな~というか、こういう描写をした後に大説教タイムが始まるだろうな、と思ったからめちゃくちゃ面白かった。ある意味この布陣だからなせる技だ。
面白かったと同時に、プリズムショーというものへの皆の気持ちが軽くなってしまっているような気がしてこのアプローチを咀嚼するのに時間がかかってしまった。
時間がかかってしまったおたくは考える事を放棄してこの一言で片づけた。


何がと言うと、大事なのは脚本レベルまで戻って情報を読み解く事で、今回「ショーはやるけど書きたいのは関係性」という事が明らかににじみ出る脚本だったからこそ、人間関係をどう描写したかったかを読み解けば自分なりの咀嚼は幾らでもできる。
この話、長くなるので一旦割愛するんだけど、「カヅキ先輩がアレクを相方に選んだこと」「タイガくんにとっての対等は誰なのか」「十王院はやっぱりしたたかなTO」辺りが解ってよかったかな~~。
やっぱり舞台は舞台でしか出来ない事もあれば、舞台だと出来ない事もあれば、もう1人演じる人間が現れている以上、いくら脚本が御本尊だからといってそれは決して原作そのものの世界ではない。そうだったら舞台でやる意味がないからね。
だからこそ与えられた情報をそのままもらっていたらそりゃ~~~きついと思う。から「何を伝えたいか」を拾えたらいいかな~と。

あと、ぶたきんで矢代拓役だったカケルくんが満を持してカケル役になっていたにもかかわらず、長江くんがもう一段飛び越えて「長江タイガ」になってしまっていたので、どこまでも舞台版のカケタイはちぐはぐだった。めちゃくちゃ面白い。

どうしても「舞台」の形を取ると、ある程度熱量が落ち着いてしまって謎の客観視をはじめてしまうから、その辺りの自分のテンションも含めて凄い楽しい体験だった。冷静になり方がすごい。

どんとこい!プリズムショーベストテン

そんなこんなでぶたばらに今一つ納得がいかずモヤモヤとしてしまっていた事もあり、華やかで激しいプリズムショーが観たいよー!エーンエーン!!!と騒いでいたら、タイミングよくバルト9が再開して「KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー ベストテン-」をやるというので、再開初日の6月1日に観に行った。
ぷりりず視聴から4日目の出来事だった。走れ、走れ超特急で!!!!!

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テンションが上がりすぎて、その日新しく出したばかりのストッキングを鑑賞前に破いた(勢い余りました)。
ガラッガラのバルト9の客席にぽつりと座って、久々の大画面で観るプリズムショーは圧巻すぎた。


現状、一切のおたく現場がなくなってしまった私にとって、プリズムショーは救済だった。
そう、そうなんだよね、私は皆の気持ちと感情と思いがつまったプリズムショーに惹かれたんだよね、だからこんなに気になって、好きになって、今ここに座ってるんだよね、という気持ちが体中から噴き出しながら観るプリズムショーは、言葉にならない位素晴らしく、逐一涙を流しながら見ていた。

途中で謎の津軽弁講座があったり、タイガくんにいきなり告白されたりして情緒がおかしくなったりしながらも、余りにも素晴らしいショーの数々に涙を流していると、畳みかけるようにシンちゃんが本来プリズムワンで披露するはずだった「ダイスキリフレイン」が披露される。

そこには、シンちゃんのプリズムショーにかける思いや、皆への愛、あれもこれもそれもどれもに対する「ダイスキ」が詰まっていて、この辺で涙腺がぶっ壊れて何がなんだかわからなくなってしまった。
そう!!!!!!そうなんですよ!!!!!!!!!!!プリズムショーはクソデカ感情の表現!!!!!!!!!!!!!!!!!と、その場で立ち上がりそうになったのをぐっとこらえた。
ローズパーティ、荒野でやってんのかな?という位謎の広大な土地に疑問を抱いたりもしていた。


そして、いつまで経ってもランキングに「pride」が入って来ない
これは……これはもうそういう事だろう、そんな事は長年おたくをやっている身だ、解りきっている。
解りきっているのだが、おたくはこういう「作り手とおたくが共犯になって作り上げた様式美」に弱い。
コンテンツとして当たり前の結果だとしても、そこにはおたくの汗と涙の結晶が詰まっていて、そこまでやらせるからこそ圧倒的王者というか、キングの風格と言うか、もう、没入感って正しくこういう事でしょ!?!?!?

速水ヒロが王だから私達だって貴方を王にするし、私達があなたを王にするから速水ヒロは絶対アイドルの王様なのだ。

もう、何言ってるのかまったくわからない。


そして満を持してその時は来た。


1位「pride」


バルト9の大画面にその文字が表示され、イントロが流れ出した時に、目から凄い量の涙が出た。
心の中であり得ないほどのデケェ声を出して叫んだ。

よかった、よかったね、よかったよ。
ヒロもコウジも「pride」も、その曲に導かれて出会った皆も、私達も、なにもかもが救われた。
救われて、認められて、完全に神話になってた。
こんなに美しいものはあるか!?!?!?!?と思いながら発狂していたらあっという間に上映が終了してしまった。
拍手していいかな?まあいっか、恥かくもんでもないしな、と思って拍手をしたら、シアターの中にいた20~30人程の観客が皆拍手をしていて、その状況に再び涙を流してしまう。


私、おたくやっててよかったな!!!!!!

と、本当に強く感じた。
そもそものスタートから遅れをとってしまったけれど、とはいえやっぱり今が私の人生の中で最速だし、今の私に必要なものがきんぷりだった。
だから出会うべくして出会ったし、ハマるべくしてハマったし、今私がとても満たされていて幸せなのでそれでいい。

2次元が現実と違って難しいところは、この先を見せてくれる人がいないと私達は何も知りようがない。
ただそれでも、すすす最終話で彼らが誓ってくれたように、彼らはかならずスタァであり続けて、今日もどこかで何かをしている。
じゃないとこの地球が壊れちゃうし、今私が暮らしてるこの世界線がプリズムの煌めきにあふれてハッピーになりまくってるという事は、彼らが今日もどこかで輝き続けてるからなんだろう。

3次元のおたくを長くやっていると、信じたいものを信じられなくなってしまう事も多くて、「変わっていく事」が恐怖になる時も多々ある。
きんぷりのいいところは、きっと彼等は少しずつ変わっていこうが、本質的な部分は変わらずにこれから歩んでいくだろうなという事を信じられること。
だから、その続きを私達が目撃出来るかどうかは解らないが、その事実を信じられるだけでとても幸せなんじゃないだろうか。

あなたと過ごした日は20世紀で最高の出来事だからこそ、生まれ変わっても22世紀でハグしてくれる彼らが大好きだな。
人生をかけた、1000年の時をも超える約束だよ。

うーーーーーーーーーーん、恋した!!!!!!!!!!!

とかいうめちゃくちゃ凄い所に着地してしまった。
凄いよね、「私もプリズムショーやってピューロランド建て直したい」って言ってたおたくの感想、ここまで来ちゃうんだ。
ちなみに前後編合わせて20000字くらいある、手が痛いです。


気の狂ってしまったおたくの発言。



ちなみに。

あまりにも「知りたい」欲求が強くなりすぎてしまったので、今物凄い勢いで設定資料集や過去のパンフレット・雑誌を収集し始めていて、新着の情報が入るたびに「ほう!?!?」となりまくり、この辺りは随時Twitterで呟いている。おたくの熱量は現在進行形なのである。すごいな。
まだ色んな曲の歌詞を読み込めてないし、この辺りもまだまだ聞きたい。まだ知りたいし考えたい。

この後にヒロコウジ版の「pride」が見れるDVDを教えてもらって見たら具合が悪くなったりした。
そしてベストテンに感極まった事と声優のライブの演出がよかったよ!とタレコまれたので、プリズムショーベストテンとスーパーライブのBlu-rayを気が付いたら予約していた。届き次第観ます!!!!!

あとタイガくんと十王院カケルについては別エントリを書きたいなと思ってるので(まだ話す事あんの??????)それはまた後日!!!!!!!!!


おたく Meets 推し
出会いこそ
人生の宝探しだね!!!!!!!


論文書けました
ka-ri-ng.hateblo.jp