夢は座席で大往生。

観る→考える→想う→書く。

【ピューロ】KAWAII KABUKI再開おめでとうの舞

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観劇おたくの皆も、そうじゃない皆もこーんにーちはー!

\こーんにーちはー!/

大きな声でのご挨拶ありがとう!
わたくし、ハローキティ一座のご案内役・黒衣のかりんと申します!

\かりーん!!!!/


という訳で、9月11日からピューロランドでKAWAII KABUKI ~ハローキティ一座の桃太郎~」の上演が再開しました!めでたいね!!!!
私はこのかわいいかぶきという演目がめちゃくちゃに好きなので、再開初日の公演を観てきた上で思った事とか、自分の決意とかを色々書き記しておこう~という回です!!!!

そもそもKAWAII KABUKIって何?

かの有名な松竹とピューロランドがコラボをした全く新しいジャパニーズカルチャー!!!
脚本・演出・作詞はワンピース歌舞伎やNARUTO歌舞伎などでもおなじみ横内謙介が担当!!
監修は松竹、歌舞伎演技指導は市川笑三郎、声の出演に中村獅童、映像出演に坂東巳之助、振付に新海絵理子とSeishiroという多岐で活躍するクリエーター陣が作品を支え、古きも新しきもすべて詰め込み、キティさんが見得を切る!!!!凡も回る!!!!!掛け声かけて参加出来ちゃう!!!!

エンタメと愛情と和風とポップとサイコーを詰め込んだ40分間の最強演目!!それがKAWAII KABUKIだ!!!!!
www.puroland.jp



と、いうのでがっつがつのダイマをしたいんですけど、今日の本題はそこじゃなくて「再開した事への感想」なのでここに関してはさらっと!!!!
とにかく、こういう演目があって、今のこのご時世なので2月21日(金)の上演を最後に一時上演を休止しておりましたが!!!それが9月11日(金)に無事に再開しました!!!やったねーーー!!!
再開おめでとう!!!!


とにかくもうキャストが誰でも絶対に初日初回を観たくて仕方がなくて、ただし自分の今置かれてる状況的に「テーマパークに行って待機をする」という事がどうしても難しかった。
が、しかし、何故かピューロランドに優先的に入れる優先入場パスと、歌舞伎を上演してるメルヘンシアターに優先的に入れるピューロパスが復活するという。マジか!?サイコーじゃん!!!!

というので色々本気を出した結果、9月11日の優先入場1番をたたき出し、マジでかわいいかぶきに誰よりも前のめりな人類になってしまった。
お陰様で当日も人混みに紛れる事なく入場出来て、観たいステージのピューロパスも無事に買えて、スッと行ってスッと観てスッと帰る事が出来た。
当日はかわいいかぶきの上演が3回あったのだけど、初回とラス回を観て、2ステの時間は他にやってる演目を見たりしてピューロランド全体を久々に楽しめた気がする。
空いてたな~~~!!待機は密ってて不安しかなかったけど、今回はそこを避けたので一旦ヨシ!!!

再開初日を観ての感想

普段、ピューロでのショーはキャストスケジュール非公開で上演が行われているのだけれど、初日は配信があった事もあり、事前に全キャストの発表があった。
そのキャストがまあなんだろう、なんだろうな、鹿賀丈史市村正親による『ラ・カージュ・オ・フォール』みたいな、柚希礼音と夢咲ねねの『ロミオとジュリエットみたいな、そう!!!よくわかってんな!!!!という、かわいいかぶきを観る上では一番精鋭・一番鉄板のチームで持ってこられたのでめちゃくちゃ嬉しかった。
最近のピューロのキャスティングになんにも信用がないけど、9月11日のこのメンバー選出だけは信用があった。最高。

客席は最前列潰しの千鳥配置で、元々見やすいメルヘンシアターが更に見やすくなっていてびっくりした。
こんなに快適な観劇を久々にしたかもしれない。メルヘンシアターがやっぱり大好きなんだよ!!!!

変更点についてはツイートをしたのを貼っとく。リンクに飛ぶと色々書かれてる。



最初、黒衣のとーさん(※相原由朋氏)が出てきた時にもう泣いた。ああ、かわいいかぶきやってるよ、と思ってめちゃくちゃ泣いた。
メルヘンシアターといえばとーさんなんだよ、もうそれはどうやったって揺るぎない事実。初回があなたでよかった。
全力で「待ってました!!!」って叫んだ。心の中で。
とーさんの登場に対して客席から物凄い量の拍手が起きた事に、もっかい泣いた。
普段だったらこんなに厚くて愛のある拍手なんて起きないのに(テーマパークだから仕方がない)、要所要所で全力の拍手が起きる事が、もうずっとずっと嬉しくてたまらなくて、胸がいっぱいになった。

普段テーマパークで上演されるショーって立ち位置がめちゃくちゃ難しくて、形式的には劇場で上演されてるものと近いのに、客席の集中力が全くもって違う。
なんとなく暇つぶしで入ってきてる人もいれば、携帯いじりながら見てる人もいるし、泣いてる子供もいれば寝ちゃってるお父さんとかもいる。
マジで私はこれが死ぬ程苦痛で通ってて辛かったんだけど、でもルール上NGな訳では無いから咎める事も出来なくて…みたいな話は後述するんで一旦割愛しつつ、まあ演劇の様であって、物凄く特殊なものだよなあと日頃思っている。


再開初日の初回はその空気がなかった。
当たり前だけど、キャストの集中力も客席の集中力も異常で、物凄い一体感があって、普段自分のノイズになるような事が一切合切取り払われて、客席と舞台上全部がひとつになって、同じ演目に向けて気持ちをぶつけあっていて、それが余りにも尊くて、心地が良くて、幸せだった。
「私はこうやってこの演目を観たかったんだな」と思って、更に泣いた。

ピューロランドで何かを演じてる人間は「ライブエンターテイナー(以下DE)」と称されて、シンガー・アクター・ダンサー・MCみたいな事を全部マルチで出来ないとならない結構大変な立ち位置。
そしてそのDEが、「キャラを引き立てるために後ろにいる」んじゃなくて「キャラとDEが同僚で仲間」みたいな立ち位置にいるのが、私は面白くてとても好きで、ピューロのショーを愛していた。

でもここ数年のピューロランドは、DEの我が強い様に感じていた。
というより「キャラとDE 」じゃなくて「キャラ」と「DE」になってしまってるように、どうしても思えて仕方がなかった。
それはDEの入れ替わりによる考え方の変化もあるし、昨今のSNSにより人間の人格が浮き彫りになりすぎてる所もあるし、会社の方針もあるし、とにかくもうなんのせいというより、結果そうなってしまってて、私はそれがあんまり好きではなかった。


かわいいかぶきは、比較的キャラと人間で構成されてる演目だと思っていたけれど、それでもやっぱり「キャラ」と「DE」になっていたのは否めなくて。
けれどそれが今回のこのwithコロナ版になり、ほんの5年前位まで当たり前の様に見れていた「キャラとDE」の世界がわーーーっと広がっていて、それがとてもとてもとても嬉しかった。

大きな違いは、フォーメーションの変化だと思う。
私はこのフォーメーションの方が好きかもしれない。
基本の物語進行やダンスの振付にほぼ変わりはないのだけれど、キャラやDE同士の立ち位置がかなり変更され、人物同士の感覚がめちゃくちゃ開いた。
それによって、今まで近くで肩を叩き合ったり、近くでこそこそ話をしていたりと「物理で目に見えるもの」で取っていたコミュニケーションが取れなくなってしまった。
そうなるとどうなるか、基本的には視線でのやり取りになる。

けれど、その視線と視線にある「何か」が間違いなく見えるのだ。キャラ同士でも、DE 同士でも、キャラとDEでも。
「今は貴方と話してますよ」という目からのアプローチが、細くて美しい糸の様に存在して、丁寧にキャッチボールが行われている。
解りやすさで言ったらきっと以前の方がダントツに高かったけれど、それでも「確かに存在してる」ものがそこにはあった。
目に見えない絆とか、強さとか、愛情とか、何より解りづらいからこその、それを表現しようという舞台上の集中力。
それら全部をきちんと演者達が共有しあった上で、客席にも共有出来ていて、「ああ!!!今めちゃくちゃ演劇観てる!!!!!」となって物凄く嬉しかった。
キャラクターもDEも「物語を作るパーツ」として存在していて、皆でひとつの作品を作り上げている、それが、何よりも尊くて素晴らしくて、ずっとずっとこの空間に居続けたくて、40分間泣きながら見ていた。幸せだった。

以前と比べて、立ち位置によってはDEの見辛さが増えたかもしれないけれど、作品が伝えたいメッセージが今までよりハッキリした気がする。
キャラとDEがいて、その中でメッセージにスポットライトが当たってるみたいでハッとするというか、ちゃんと「皆で」作品を作り上げてるのは私はとても好きだ。
今この時にやる意味・観る意味がある演目だなと心から思って、今まで以上に大好きになった。


作中終盤で、キティさんが歌う「わたし達なら変えていける、乗り越えていける」という歌詞が刺さりすぎて、気が狂うかと思った。
ソーシャルディスタンスを保たれている演者同士の距離も、愛のリボンが全部全部繋いでくれていた。
夢見る心を舞台上も客席もキャラもDEも関係なく一つに重ねて、愛のリボン繋いでたなーーーー!!!!と思ったら涙が止まらなくなってわんわん泣いていた。

横内さんはとても尊敬するクリエイターの内の1人で、横内さんの演劇にかける愛なんてここで私が語るのもおこがましい位物凄いものだ。
そんな思いを持った演劇界の先頭集団にいるクリエイターがこだわりを持った作品だからこそ、演出変更をせずに上演中止のままにする事だって出来たものを、横内さんが愛を持ってwithコロナ版を作ってくださった。
稽古期間中の横内さんの発信ひとつひとつがどれもピューロランドの世界観を守るもので素晴らしくて(正直昨今のエンターの発信よりも遥かに素晴らしかった)、とても愛に溢れる制作をしてるんだなあ!と伝わってきた上で、そんなピューロや演劇への愛情があふれる沢山の意図を、ピューロの皆もきちんと汲み取って表現していたのが何よりも幸せだった。

ああ、本当にこの演目が大好きだな、かわいいかぶきをピューロで作ってくれてよかった、皆で上演してくれてよかったと強く思って、これからも大切に観ていきたい、この「好き」の気持ちを一生大事にしていきたいと思った。

改めて、再開本当におめでとうございます!!!
かわいいかぶきに出ている皆、どうか、その思いを絶やさないように頑張ってください!!!また観に行くぞ!!!!!




以下は、今回の上演再開を受けて自分が思った事をたらたら話している完全な蛇足なので読みたい人だけどうぞ!!










「常連をやめる」という決意

ただのおたくのドロドロした自分語りなので正直このエントリにぶら下げとくのが正解とも不正解とも思わないのだけど、私にとってはこのエントリにぶら下げて書く事に意味があるから書きます!!!!!私のブログなので!!!!!
テーマパーク常連の世界観って物凄く独特だから、多分大多数の人には意味が不明な話をしてる自覚はある!!!難しいなあ!!!


後、この前置きしておかないと絶対石投げられるから先に書くけど、以下の話は全て「自分で自分を許せなくなってしまった」だけの話で、他に通ってる常連がどうなのかとかそういう事は私の物差しで測る気はないです。


以前からこのアカウントなりブログをチェックしている人はご存じだと思うけれど、私はDEの橋本秀作という人間型の妖精が好きで、橋本くんのパフォーマンスを観にピューロランドに住み着いていたといっても過言ではない。
めちゃくちゃいた、多い時は週4、5とかでいた。
橋本くんの演技は毎日観ても毎日面白くて、出来る事なら今までもこれからも毎日観ていたい位にはとても好きで、素晴らしい。
演技自体も面白いし、橋本秀作という生き物が面白すぎて、すべてのパフォーマンスに興味があって観測していた、というのが正しいのかな。

そんな中でかわいいかぶきという演目がはじまり、初年度は橋本くんが出演していないもののあっという間に大好きな演目になって、橋本くんもゴロウ役やらないかな~~と思っていたら2年目で橋本ゴロウという概念が爆誕した。
あまりにもハマり役かつ私の求めている演劇表現すぎて、人生のすべてをかけても通って観たい位になってしまい、どの神様に感謝を告げたらいいのかわからなくてとにかく生きている事を含めたすべてに感謝するくらい、嬉しいキャスティングだった。

ゴロウを演じる人間は2020年度時点で現役が5人、かつて演じていた人間が3人いて、それぞれかなりアプローチが異なる。
歴代で私が好きな演技をするゴロウは3人、その中でずば抜けて橋本ゴロウが好きで、苦手なゴロウもいる。
けれど逆に橋本ゴロウがめちゃくちゃ苦手な人もいるから、そういうのが面白いじゃーん!!!というのが私の気持ちだし、色んなゴロウを見比べたり、同じ橋本ゴロウでも共演者が変わるのを観るのが本当に楽しかった。

しかし、ここでテーマパーク常連をやる事で一番ひっかかる問題が起きる。当日のキャストスケジュールが非公開と言う点。マジで私はこれが一生ストレスでどうしようもなかった。
でも仕方ないんだよね、そういうシステムの場所なので、勝手に通って勝手にストレスを抱いてるのはこちらの落ち度です!!!


このブログは別にテーマパーク有識者に向けて書いている訳ではないのでざっと説明すると、「このシアターで青学VS氷帝戦をやります!」という事と、その日の開演時間は公開されているが、その日の跡部役が開演するまで誰だかわからないのだ。
ある程度の法則は存在しているので、情報を集めに集めまくればなんとなーーーく読めはする。
が、それでも予想の範疇を超えないので、結局出てくるまで解らないし、座ってわくわく待っていても違う跡部が出てくる場合がある。

かつ、それが跡部だけならいいのだが、手塚も、リョーマも、南次郎も、誰もかれもわからないのだ。
つまり「加藤跡部VS城田手塚が観れるかもしれないが、それがいつだかわからない」というソワソワを抱えたまま、一生配役ガチャをし続けている。
かわいいかぶきだけでも、5人回しの役と、4人回しの役と、チームが3つと、11人回しの役があって、観たい役・観たい組み合わせがあっても、それがいつ観れるかもわからない。
下手したら数ヶ月後なんてこともあるし、1年の間で1ステしかなかったなんて組み合わせもある。


更に言うと、そんな氷帝戦をやってる裏側でRENTをやっていたりする(※解りづらい表現になってきたけどニュアンスで受け取って)。
つまり「跡部として出ているかいないか」だけではなく、跡部として出ていないが、もしかしたら今日はマークで出演してるかもしれない」みたいなとんでもない配役ガチャが毎日発生している。
そして橋本くんはレギュラーショーで6役、そこにプラスしてシーズンショーで1役の合計持っていた。
7役って!?と意味不明すぎて笑うけど、1日の中で3役観れる日とかもあって、それぞれちゃんと演じ分けしてるから、そりゃ観たくなっちゃうんだよな~~~~。
でも私は「今日この役をここで観たい!」が強すぎる星人なので中々しんどい部分もあった。何が飛び出てくるか毎回解らないので。けれど行くのを諦めた日ほど、見たい組み合わせが出てくるので。


繁忙期はかわいいかぶきだけで1日7ステあって、初回が8:30のラストが19:20とかだったりするのだけど、朝イチに出るのかもしれないし、最終かもしれないし、もしかして今日はいないかもしれないし、みたいな、そういうのが全部行ってみないと解らない。
8時開園に間に合うように行ったけどラス回出演パターンで20時にピューロを出るなんて事もよくあった。
そして、結局当日の配役が解ってからは今度「その後出演するステージを全部観れるか・観れないか」と言う心配も生まれるので、正直120%集中して観れるのは「これで今日の出演は終わり」と確信が持てている回の本人が登場した後からだけである。

私は演劇生まれ演劇育ちキャスケのpdfとは大体友達!!みたいな生き方しかしてこなかったので、このストレスに負けてしまった。
決められた時間に決められた場所で解ってる役を全力で観たい。そうじゃないと超ウルトラHSPの気質により気が狂ってしまう。
体を空虚にして劇場に向かって、からっぽの体に観た演目の成分だけを埋めていきたいのに、それが叶わないのだ。

スケジュール問題のためにめちゃくちゃアンテナを張ってなければならないのに、そこに加えて、常連同士のしがらみとか、怒ってるワンデーの親の声とか、役が解らない不安とか、あの演者今日体調悪そうだなとか、あれとかこれとかそれとかの沢山の宙に浮いている情報を全部をキャッチし続けては、空っぽの体に入ってしまって自分の体を蝕んで、具合が悪くなり続けてしまう。
けれど自分以外の問題は後付けでしかなくて、結局私は、そういう事を考えてしまって目の前のステージに集中出来ない自分自身が許せなくて自分を追い詰めただけである。


誰よりも大好きな演者で、何よりも大切にしたい演目を観に行ってるはずなのに、120%集中して観れない事が苦しくて、申し訳なくて堪らなかったし、前述のようにショーやパレードを見ているすべての人間が集中して楽しんでいるかというとそうではないので、その空気が自分の集中をばっつばつに切り続ける。
そしてこれは別に自分を棚に上げる事はなく、私自身もテーマパークにいるとあんまり行儀がいい方ではない。

結局「自分が観たいもの」を観るためには、どうしたって優先順位をつけて、一番ではないものに対してある程度の無礼が発生してしまう。行動と言うよりも、そもそもの心持ちの部分で。
ルールがマナーがうんたらかんたらというよりも、「自分が一番観たい人が出てくるかどうか」でわくわくして座って待っていて、違った時に生じるあの「がっかり感」が、何よりも一番自分で許せなかった。
そしてそういう自分自身や、スケジュールが解らない事にピリピリして、シアター内にそういう空気を発してしまう自分も嫌だった。

誰かが何かを演じる事や、演じてる場所に対してそんな気持ちを抱く事なんて許される訳ないのに、日常的にそれをしてしまう自分がいる事。
これがもうとてつもなく自分の正義に反してしまって苦しくて、自分で自分を許せなくなってしまって、自分が大嫌いになった。


演目を、演者を、消費したくない。
けれど自分が観たいものの為には、無意識的にでも他のすべてを消費しなければならなくて、「必死こいて全ステ拾いたい自分」「演劇を愛して消費したくない自分」のどっちつかずになってしまい耐えられなくて苦しくて、精神的にヤバくなっては考えるのを放棄して何度も逃亡した。
過去数回、なんだかんだ理由をつけて「もうおたくやめる!!!!」と言ってピューロから姿を消しては結局観たくて出戻って、出戻ってはこの自分の全通したい気持ちと作品に不義理な事をする気持ちの二律背反を起こして、具合が悪くなって発狂して「なんでちゃんと常連が出来ないんだ!!!!」と何度も自分を追い詰めた。

この感覚、本当にテーマパークの輪の中に入った事ある人じゃないと解らない謎の感覚なんだよな~~~。
私も常連をやってみてやっと体験した感覚で、本当に不思議だった。めちゃくちゃ学びはあったけど。
辛いなら単純にやめたらいいのにって思うんだけど、そこはそこで色々あるんだよね。難しいや。


今年の1月2日に、それこそ橋本歌舞伎を4ステ連続で観て、本当に幸せで、この演者が・この人の表現が心の底から大好きだな!!!一生観ていたい!!!!と思うと同時に、自分が120%で橋本くんのオンステに向き合えない事への罪の意識が酷くて、自分を責め続けたまま飲んだくれていたら新年早々終電を逃して、始発に乗ってボロボロで家に帰り着いて「こんな生活はもうやめにしないと」と本気で思って、私はまたピューロに行くのをやめてしまっていた。

自分の情とこだわりが、自分の体で出来る事をとうに超えてしまっていた。悔しかった。
もう何回目だか解らないけれど、自分が橋本くんのオンステを観ている事も、おたくを自称する事も、自分の中で完全に許せなくなってしまい、私にはその資格がないとめちゃくちゃ自分を追い詰めて、行く事が怖くなってしまった。

もっと鈍感でいたかったし、もっとぱっぱらぱーに何も考えずに常連をしていたかったし、通う事に苦痛なんて感じていたくなかった。行くならばいつだって楽しんでいたかった。
でも、その苦痛を感じない自分だったら、今ここでこうしてこんなに素晴らしい作品に出会えたことを、彩りよく「素晴らしい!」と声高らかに叫ぶ事も出来なくて、こんなに愛する事も出来なかったと思う。
だったら、その気持ちはやっぱり大事にしたい。苦しんで何度も心を壊してしまう位に大切で大好きである事はやめずに、その気持ちを貫いたまま生きていこう、と、やっと決心した。
きっと、この期間でその強さが出来たんだと思う。


そして、自分の気持ちを貫く為には「常連をやめる」という事が一番の着地点だよな、としか思えなかった。
もうね、無理!無理無理!!常連なんて出来ない!!!よわっよわのメンタルで、臨機応変が効かない超ウルトラHSPの私に、スケジュール非公開のものを人混みの中で全通しようなんてそんな事が無理なんだよ!!!!
そこは、とっとと認めてあげればよかった。でも頑張りたかったから仕方ないじゃんね。観たいものは観たいんだもん!!!よく頑張った!!!偉い!!!!!でももうやめよう!!!!苦しいから!!!!

まあでもさ、なんでそんな苦しみながらも頑張り続けたかって言ったら「好き」だから、そこもきちんと認めてあげたい。
他の人に何を言われても、誰かに勝手に評価されても、私の中でその気持ちは紛れもなくここにあり続けるよって思ってあげたい。
だから、もう自分を追い詰める事も、自分のために自分が大好きなものを消費するのはやめよう。作品や演者を消費している周りの悪意に気を取られて具合を悪くするのもやめよう。
離れたらある程度は気にならなくなって、自分の「好き」は自分の中だけで信じ続けていられるから、それでいいじゃん。そうしようよ。と。


私が全通しようがしてなかろうが、橋本くんのオンステージもかわいいかぶきも素晴らしくてサイコーの演目で、だとしたら自分が観る時は120%「最高!!!!」という気持ちだけ持って向き合っていきたい。
週に何度も観れるけどぐったりした顔でぜえぜえ言いながら観て消費し続けて、その事実で自分を責めて……とするならば、私が豊かになるための観賞をしたい。
何故なら、橋本くんは誰かの心を豊かにするために日々パフォーマンスを頑張ってるから。

その頑張りを、これ以上私が踏みにじるような事はしたくなかった。
私に消費されるために橋本くんのオンステージは存在していない。

私は、日々のステージを、自己を満たすコミュニケーションの道具にする訳でもスタンプラリーのためでもなく、「どこが素晴らしかったか」を語り合って共有するために観ていたい。
そんな自分のこだわりと愛を貫くために出来る事は「頑張らない事」だと思うので、自分が背負ってるものを下ろそうと思った。
(”オンステージ中に演者とコミュニケーションを取らない”という事は、テーマパークでは逆に難しいので、きっとそこも引っかかってしまった要因のひとつだけど、第四の壁問題を抱えてる自分としては、嬉しい反面演目や演者を消費してるみたいでいつも申し訳なく、そして私がそれを乗り越えられなかった。)


正直、キャストスケジュール以外にもストレスの要因は数えきれないほどあるし、思う事もありまくるし、でも本人のパフォーマンスは素晴らしいから諦めがつかなくて頑張り続けてしまった。
それらが無かったらもうちょっと楽しくいけるよな~~本人は悪くないしな~~~~と思ってたけど、たらればを言っていても仕方がなくて、現状がそうである以上は自分がどうそこに接していくかでしかない。
だったらもう自分が出来る形で接して愛していく事しか出来ないじゃん!!!!!

もしかしたらまた元気になって週4で行っても平気になる時が来るかもしれないし、逆に年1で観れたら十分なくらい満たされるようになるかもしれないし。
どうなるかなんて今はわからないけれど、現時点で思える自分の適切な距離はここだな~~~物理で距離が開いてたって気持ちの面で距離は変わってなかったら大丈夫~~~!と、それこそかわいいかぶきwithコロナ版を観ていて思ったので、そうしていきたい。


橋本歌舞伎、正直めちゃくちゃ観た過ぎて昨日も信じられないくらい具合が悪くなったけれど、でももうそれはスケジュール未定で走り回れない自分がいるから仕方がない事だし、またきっといずれタイミングが合えば観れる時が来るはずなので、観れた時は心の底から楽しんで、精一杯幸せを感じて、作品の感想だけを叫んでいたい。
常連をやめたって好きでい続ける事は出来るから、自分の中のこの感情を大切にする事と、誠意をもって橋本くんのオンステに向き合う事が、橋本秀作と言う演者が好きな私の出来るすべてなので!!
とにかく!!私は「常連の自分」よりも「自分の好きの気持ち」を取りましたとさ!!!!!!


と、何度も同じ話がぐるぐるしていて、私の文章とは思えない位読みづらいんだけど、その読みづらさとか葛藤とか感情がぐちゃぐちゃになる感じも全部含めて、こんなに好きなんだよね~~って事を残しておきたいから書いた!
それに、こうやって沢山の感情を抱かせてくれるところが何より一番大好きだから、自分の体をそういう「好き」の感情で満たしていけたらいいな~~~~!!

めちゃくちゃ色々書いてるけど、かわいいかぶきの事も、橋本秀作の事もこれからもずっと大好きだし愛してまーす!!!!!ワーイ!!!!!!

おわり!!!!