夢は座席で大往生。

観る→考える→想う→書く。

【舞台】RENT 2020

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@シアタークリエ
2020年11月2日(月)~16日(月)

※16日夜公演より中止
https://www.tohostage.com/rent2020/


俺たちが待っていた2020RENTは無事にはじまり、そして途中で終わってしまった。
「出会わなかった人のために、出会った人間が感想を残す」という事は、平時だって緊急事態だって条件は同じなので、私は私に出来る事でカンパニーに返していきたい。

RENT2020と私

平間先輩がマーク、マーク………マーク??????
それなりに混乱だった「壮一が念願だった役をやれた」という事への嬉しさと「平間壮一がマーク?????」という自分の中でのマーク観との解釈違いがすでに勃発しており頭が爆発したが、平間ークはある程度”見えて”いたので、こりゃもう劇場に殴られに行くしかないなと。

2015RENTは何回か観にいって(結局その後ブログ書いてないけど)、2017はマイベストキャストを見つけて「この日だ!」とチケットを抑えていたけど体調不良で観劇を断念(平時だってそういう事は普通にありえる、観劇は結局縁だなといつも思う)したので、2015年ぶりの日比谷イーストヴィレッジだった。

今回は途中でロジャー役の交代があったり、ベニー役に代打が来たりとはじまる前から波乱万丈だった。
観劇したキャストは以下の2回。

11月2日 11月7日昼
マーク 平間壮一 平間壮一
ロジャー 甲斐翔真 堂珍嘉邦
ミミ 遥海 八木アリサ
コリンズ 加藤潤一 光永泰一朗
エンジェル RIOSKE 上口耕平
モーリーン 鈴木瑛美子 鈴木瑛美子
ベニー 吉田広大 吉田広大


花村ロジャーとフランクモーリーンは未観劇だが、製作発表で観れていたのでよかった。
RENTの製作発表って本当に大事だしいいよなあと毎回思う。

今回のマイベストは平間×堂珍×八木×上口。
物凄くよかったし、正直堂珍ロジャーに対しての八木ミミという組み合わせは私にとっては信じられないくらい良くて、11月7日の観劇の時点で「もういい、よすぎる、満足した」となれた。私の2020年RENTはある意味その日に完結していた。
そして代打の吉田ベニーが私にとっては衝撃的なくらい大好きなベニーで、そんな愛しいベニーに出会えた事も嬉しい。


勿論、まだまだ観ていたかったという気持ちもあるし、実際問題自分が持っていたチケットも払い戻しになったけれど、悲しくも寂しくも悔しくもない。
心は満たされていて、幸せな気持ちでいっぱいだ。
もし世の中がコロナ禍ではなかったら、最後まで上演出来たかもしれない。
けれど、コロナ禍でなければこのキャストは生まれていなかったし、出会う事なんてなかった。
そしてコロナ禍で生まれたこの奇跡みたいなキャスティングに、私の心は踊らされて満たされたのだから、もう何かを呪って悲しむより、与えられた奇跡に感謝して愛を伝えた方がよっぽど健康的である。

とはいえ観れなくなってしまった人が観れなかった事は本当に悔しくて悲しくて切ない。
出会うはずだった人みんなに出会って欲しかった。
だったら今から少しでも想像できるような何かを残しておきたい、というのは別にいつだって思うエゴだけれど、今回はより細かく残して置けたらいいなと思った。

「RENT」という作品も、今のマイケル・グライフ版演出もかなり好きで、内容なんてとうに覚えきってしまっているし、演出だって頭の中でいくらでも巻き戻したり再生したり出来る。
だったら覚えてる奴が書き記せばいいんだよ!!!!!
という事で、今期はナンバーにそって順番に書いていく。


観劇当時の狂ったおたくのライブツイートは以下から!!!
togetter.com


今回壮一がマークをやる事について、弊社側のあれこれを考えた一連ツイート。



Tune Up #1

ベンベンベンベンベンベン………\ディッセンバートゥウェンティフォー/
じゅうにがっつの~~~~!!!!

初日
こんなに緊張してる平間壮一、初めて見たかもしれないくらい初めて見た。凄い緊張してた。
甲斐くんはあまりの緊張であんなに大きいのに凄い小さく見えた。
立ち上がった甲斐ロジャーと平間ークの身長が50センチくらい違った。
「助かった…」の甲斐ロジャー、かつあげでもされてんのか?声が震えてた。デカいのに子犬。

7日
5年ぶりの堂珍ロジャーとの再会(及び最近の観劇前ストレス現象)により開演前に信じられない手が震えてて友達にしこたま笑われた。
いや、ちょっと、もう、後ろ姿から決めてました!!!!!付き合って下さい!!!!!!!ってその場で立ち上がって叫びたくなる位に好きだった。
出会って2秒で恋に落ちる事、ここにありましたね。
「助かった…」の堂珍ロジャー、すげーイラっとしててサイコー。

Voice Mail #1

全日本ゆかママがみたかった選手権大会~~~~~~~~!!!!!!
わたくし「平間―クとゆかママが観たかった委員会」の会長勤めております。よろしくお願いします。

Tune Up #2

平間・甲斐
ぬぐえぬ甲斐ロジャーの舎弟感。
平間ークの圧に負けてるところもあり余裕がなくイライラしてるロジャー珍しい。なるほど私の知らないロジャマク!!!いいぞ!!!もっと新しい解釈をくれ!!!!
バチバチッ「また消えた……」しょんもり感。

平間・堂珍
心の距離がゼロすぎてワロタ。
「俺達マブ!!!!!!!!!!!」の関係性が共有出来てて10歳年が離れてるように全く見えない。
え!?!?!?平間壮一30で堂珍嘉邦41!?!?!?!?二人とも26くらいでは………。
バチバチッ「また消えた!!」家ごと壊しそう。

RENT

RENTを観に来たら「RENT」を聞きたいんですよ、本当に、このMがあるから俺は生きてける!!!!みたいなとこがあるんですよ(?)。
舞台上を皆が走り回るのが好きだし、\RENT!!/でカメラのストロボよろしく照明がバチッとなるのが本当に好き。
ボロボロアパートの鉄骨に皆がしがみついて絡み合って、沢山の思いを乗せて歌う「払うもんか、払ってたまるか」の力の強さ。

いや、まあ家賃は払うか払わないかで言ったら払った方がいいとは思うんですけどね私は。
「何もかもRENT」の時の堂珍氏の上ハモを久々に聞いて吐くかと思った。

You Okay Honey?

加藤・RIOSKE
「どうしようもない僕に天使が舞い降りてきた」ゴリンズ加藤。
8年前、生まれたてのゴリンズだった彼がすっかりかっこよくてダンディなコリンズになっていた。びっくりした。
RIOSKEエンジェル、歌も仕草もかわいすぎて「好き!!!!」となったのに、喋りだしたら演技だけ信じられないくらい棒でびっくりした。喋ると心がなくなるエンジェル。でも後は本当にチャーミングでキュートなの。すごい。全部歌にしてあげて欲しかった。
スパダリとキュートな彼女というカップル。作画は小学館系でかわいい。

光永・上口
これは……おねショタか!?!?!?!?!?俺の好みだな!?!?!?!?!?
ちょっとふわふわしてて色んな事を夢見てそうな光永コリンズと、打算的で大人でしっかり自立してるけど甘えたさもある上口エンジェル、作画は集英社かな~。
日本人的なカップルだなと感じた。
いや~~~~上口エンジェルの「エスコートされるのをエスコートする」の天才的によかった。

Tune Up #3

平間・甲斐
「ロジャー頑張って家から出るんだ!!!」感。
甲斐ロジャーといる時の平間ーク、なんかヤンクミっぽさがある。

平間・堂珍
「まあその内出てくるっしょ、俺が言ってもこいつは聞かねえ」みたいな諦めと理解。
こんなに見え方変わるんだ…あらそう…とため息をつく。

One Song Glory

甲斐
進撃のロジャー。デカい。
私が180cm越えの人に余り惹かれないので「でっけ!!!足なっげ!!!」てなる。
こういう事書くと倫理警察に怒られるんですけど、あんなに男前で凛々しいのにお尻がキュートだった。
まだまだくすぶってる若者の葛藤する感じがとてもいい。ロジャー…いや、ロジャーお前……。

堂珍
り、り、リアコー!!!!!!!!!!!
すみません今から千代田区役所に婚姻届けを出しに行きたいんですが!!!!!!!
客席の皆が堂珍ロジャーと結婚出来るかもしれないと思える最後のナンバーなので堪能した。
堂珍ロジャーのOne Song Gloryこじれ男ナンバーすぎる。
この人、今まで隣にいる女の子の事を本質的には見てなかったんだろうなあ、結局自分の事好きだよね、というのがよくよくわかっていい。

Light My Candle

甲斐・遥海
出会って二秒でわかる「私このミミ駄目だ!!!」感。これは遥海ミがダメという事ではなくて、解釈が自分と合わないというだけの話で、逆に好きだったので(何を言ってるんだ?)甲斐・遥海ペアで観といてよかった。
甲斐・遥海ペアで観ると丁度良いけど、堂珍・遥海ペアで観てたら発狂してたと思う(ので初日を観た後にすぐチケットを手放していて面白かったです、自分が)。

インターネットで出会って付き合ってたつもりの元カノに死なれた甲斐ロジャー(女抱いた事絶対ない)と、適当に大人の男の人と一緒にいるのを「遊んでる私」だと思い込んでる遥海ミのカップル、めちゃくちゃヒリヒリどきどきした。講談社系の少女漫画を読んでる気持ちになる。

堂珍・八木
失恋したんで今日はもう帰っていいですか?????さよなら!!!!!!!!!!
製作発表の時から「君に決めた!!!」をしていた堂珍・八木ペアがあまりにも理想のロジャミミで(マスクの下で)ぽかんと口を開けてしまったし、やっぱり製作発表の印象である程度”見える”なと思った。大事だよそれ。

100人女を抱いてきたけど結局自分の事が大好きで心の底から誰かを欲した事がない堂珍ロジャーと、誰も自分の事なんて心の底から愛してくれないと思い込んでる八木ミミのカップル、私の理想でした。サイコー過ぎる。
ロジャミミとはなんなのかという話はさておいて、私はこういう人間関係が好きだし、こういう男女の機微にどきどきする。
100回でも言うが、この組み合わせが本来見られなかったと考えるならば、私はコロナに感謝をしたい。出会えてよかった堂珍・八木ペア。

Voice Mail #2

ジョアンヌ、両親の前ではやっぱりめちゃくちゃ「大切にされてる女の子」なんだなと思うとニコニコする。
ジョアンヌパパ優しいよな~~~と毎度思うけど、今期のパパは諦めてるんじゃなくて受け入れてる感が強くてより優しさを感じた。

Today 4 U

2日
平間壮一とエンジェルが別の個体として(?)舞台上にいるので不思議な気持ちになる。
RIOSKEエンジェル、やっぱりパフォーマンス中は心底キュートだし超チャーミング。めちゃくちゃ目を惹かれる。
アゥ!!!!の叫びに理性がなくていい。野獣系エンジェル。

7日
上口エンジェルやっぱスマートだな!!!!!超スマート!!!!
そつがないし、スキもない。のに好きになれちゃう心の近さはある。
平間ークと堂珍ロジャーがエンジェルの袖のモフモフで遊んでて勘弁してほしかった。何?高校生????

You'll See

2020年一番の私の誤算、吉田ベニー。
製作発表で観た時から「うわっ!!これ好きなベニーじゃん!!!」と思っていたが、本当に好きだった。
本当にいい奴だし、本当に仲間思いだけど、ちょっと商売ベースで物事を考えていて、ちょっと女にだらしない。
だから皆と上手く解り合えなくて溝が出来ちゃったんだな~~という人間関係が目でよく見える立ち位置とキャラクターだったのでとてもよかった。
コーナーで差をつけてくる走りがめっちゃ好き。瞬足。

Tango: Maureen

問題のタンゴモーリーン!!!!
平間・宮本ペアしか見れてないけどなんなんだけしからん!!!!!!!
平間ークは自分を捨ててったモーリーンの事恨んでないけど、自分の恋人を奪ったジョアンヌの事結構嫌いだな~という印象。露骨に煽ってていい。

「テスト1・2・3」「それいが、い」のタメがよかった。
私はそこのマークの呆れや嘆きの解釈を聞くのを楽しみに生きてるのだが、そんなに煽ります?????
下手の鉄骨(?)にぶらーんとする平間―クの重力のなさ、からの「カモン」をする平間ークの手、からの「女性のパートは難しいね」で一瞬負けを認めたかと思いきや全力で反撃をかけるあの攻撃力。
お前、ここに嫌がらせに来たのか!?!?!?!?(そうでしょう)

モーリーンから電話がかかってきた時の「プーキーwwwwwwwwww」にドン引きした。草を生やすな!!!!!!お前!!!!!お前ってやつは!!!!!!!!!
倫理感のある村井マークに慣れすぎてたけど、別にマークに倫理観があるとは誰も言っていないのであった。

Life Support

僕マーク、僕マーーーーークの虚無感よくなかった!?!?!?よかったよね!?!?!?私めっちゃ好き!!!!!!!

Out Tonight

遥海
ジェニファーが一番うるさかった!!!!!(真実)
いやもう正直そこに意識を持っていかれていて記憶がぼやぼやしているというのが半分だけど、歌やパフォーマンスはやっぱりとても好きで(ロジャーに向ける感情解釈が苦手なだけだと思う)、ダイナミックさを見ていてもめちゃくちゃジェニミミリスペクトがあるから元気で明るくて危ういミミである。

八木
こういうけだるそうな女に高い酒を飲ませたい人生だった。
高い所苦手なのか、そういうパフォーマンスプランなのかわからないんだけど、あまり思い切った事をしてないのと頭をぶんぶん振るのが少なくて、そこだけダイナミックさに欠けていて少し物足りなかった。
しかしスタイルおばけなので長い脚がセットに映えること映えること。

Another Day

甲斐・遥海
「まだその時じゃない」
まだ愛せない、まだ触れ合えない、今じゃないんだまだ、まだ、という葛藤。
恋愛をした事がない男女の駆け引き!!!!頑張れ甲斐マーク!!!押せ押せ遥ミ!!!!!!

堂珍・八木
「もうその時じゃない」
もう愛せない、もう触れあえない、今じゃないだもう、もう、という葛藤。
恋愛をしすぎてしまった男女の駆け引き!!!!頑張れ堂珍ロジャー!!!引け引け八木ミミ!!!!!!

Will I?

今期は歌唱力重視のアンサンブルかな~と感じていたけど、歌声の厚さを感じてよい。
ここなあ、透き通るみたいな歌で泣いちゃうんだよな。

On The Street

2日
再婚したRIOジェルママと、ゴリンズの家の連れ子平間ーク。
新しいお母さん若いのね~~~みたいな(????)。
核家族みたいな謎の一体感があったというか、ゴリンズといる時の平間―クやっぱりちょっと前世の顔がちらちら出てきてしまっていて、子供っぽくなってるというか、女の顔をする瞬間があってよくなかった。情報が混線してる(こちらの頭の中もだよ)。

7日
2+1。
2日の葛藤があってよくわかんなくなっていたけれど光永・平間で観るとそんなにエンジェルを引っ張ってなくて不思議というか、上口エンジェルが「私以外見せない」という空気を出していたのか。
この3人で観てると平間エンジェルの幻覚が全く見えなかったので、私的にはいい組み合わせだった。

ホームレスに撮影断られた時の平間ーク、結構露骨にイラッとしてて好き。

Santa Fe→I’ll Cover You

加藤・RIOSKE
ゴリンズリードだけど、若くてかわいいRIOジェルはお金持ち!!ゴリンズになんでもやってあげたい!!!という感じ。ハートの色がピンク。
金持ちの家のお嬢様と家に出入りする庭師の少女漫画みたいな印象(とは????)。

光永・上口
やっぱりおねショタ!!!!!!
年上でお金持ちの上口エンジェルが年下だけど頼れてかっこいい光永コリンズを好きになりすぎちゃって振り回しながらも手を引っ張って歩いてく!!という感じ。ハートの色は深紅。
家庭教師の女子大生と授業を教えてもらう高校生の少女漫画みたいな印象(とは??????)。

We're Okay

宮本ジョアンヌ、今回はじめて出会ったんだけど凄い好き!!!!!
めちゃくちゃキュート!!!!
背伸びして大人ぶってかっこつけてるけど、モーリーンの事大好きすぎて、上手くいかないとハラハライライラしちゃってるのすっごい乙女だし、女のめんどくさい所が全部詰まった応援したくなるキャラクター第一位だった。

Christmas Bells

真面目に生きてる!!!!
そうか、一幕ってまだクリスマスなんだったと思わされる一曲。
そろそろハリセンを持たないとならないとソワソワしはじめる客席。

Over The Moon

暗転した瞬間客席が皆\ザッ/とハリセンを取り出したの、あまりにも愛しくてシアタークリエごと抱きしめたかった。
2020年RENTは「Moooooooooooooooo!!!!」が出来ないのでハリセンを400円で買ってテメェの手をぶん殴るシステム。楽しかったしうるさすぎてよかった。

鈴木モーリーンは「超じゃじゃ馬!!!!」って感じ。
おきゃんで最先端を行って、結構短気、それなりに神経質。
YouTubeチャンネル持ってそうだし、平間ークが撮った、鈴木モーリーンがアイスケースに入る動画、めちゃくちゃ炎上して大変でしたね……。
きっと平間ークはサブチャンを管理してて、別れた時にサブチャンは削除されたんだと思う。

ステージ上でせわしなく動き回ってぱたぱたぱたぱた目が離せないこの感じ、私がジョアンヌじゃなくても好きなっちゃうからわかる。
平間壮一(本人)が「モーリーンみたいな子がいたら好きになる」と鼎談で話していて、それがよくわかるというか平間―クと鈴木モーリーンが付き合ってたというのめっちゃよくわかったので(村井マークはモーリーンは付き合ってた……付き合ってたのか!?みたいな印象だったので)、その辺りも平間―クの世界で新しい発見があって嬉しい。

フランクモーリーンがどんなだったかは、皆ぜひ教えてね。

La Vie Boheme→I Should Tell You

こんな日にライフカフェで打ち合わせしちゃうベニーって結局皆の仲間に入りたくて仕方がないからなんてかわいい奴なんだ……。
ベニーがミミにちょっかいかけてる時、甲斐ロジャーは「え?(ムッ)」て感じなのに、堂珍ロジャーは目で殺してて、その明確な殺意がとてもとてもとてもとても好きでこの男に愛されて殺されたいと思って立ち上がりながらも八木ミミと幸せになって欲しい気持ちが勝ったので着席しました。
すっごい雄としての嫌悪と攻撃感情があって「っょ……」となった。ゾッとした。

ラヴィボエを聞くと楽しいな~RENTだな~~アハハ~~~!!!という気持ちになるというか、一緒に楽しんであの場にいるみたいになっていつもふわふわする。
皆生きてていいよね!皆楽しくていいよね!!戦争の反対はクリエイション!!!!ぎゃはは!!!と思いながら手拍子をしてあの空間に”いる”気持ちになれるのが心地よい。

平間ークの「ロジャーとミミは小さなキスをした」の言い方のちょい冷やかし感が大好き。


~ただいまより30分間の休憩になります。~

Seasons Of Love

ここはもう明確に「聞く」のターンだよなあと思うので私の言葉ではうまく表現が出来ない。
壮一さんの手拍子の仕方がなんか独特というか「バン!」て叩くんだなあと思ったりしていた。

Happy New Year→B

2日はゴリンズが付き添ってる若手YouTuberの炎上動画撮影!!!!!って感じで、7日は大人になって酔っ払って小学校に潜り込もうよ!!!!みたいな印象だった。
もうどんどんよくわからなくなってるじゃん。
皆のベニーへの嫌悪感、2日は鋭くてパシッとしてて、7日は鈍くてじめっとしてた。
きっと2日組の方が「裏切られた!!!!」って思ってて、7日の方が愛情の裏返しの憎しみがある。

Voice Mail #3

電話番号もE-mailアドレスもいつになっても覚えられない。

Take Me Or Leave Me

来日版RENTをやる時に賀来のインタビュー動画でこの曲を聞いて「勝ち確」だと思ったみたいな発言が面白くて、いやでも私もこの曲すっごい面白いと思うのでわかる!!!となったんだけど。
2人が性別も性格も何もかも超えてぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃして、あなたの事が好きだからありのままの私を受け止めてよ!!みとめてよ!!!!他でもないあなたに認められたいんだよ!!!!!っていう悲痛な叫びが痛くて、でもその感覚がわかるから心地よくて、愛しくて。幸せであって欲しいな~女って人ってめんどくさいな~って思わされる曲。

この時の甲斐ロジャーが遥海ミミを抱いてるのがくまちゃん抱っこしてるみたいなんだけど、堂珍ロジャーが八木ミミを抱いてるのは本当に「抱いとる…」となっていたので対比が面白かった。年齢制限の有無。

Seasons Of Love B

ゴリンズとRIOジェルには海の様に大きい大人の愛情と悲しみと慈しみを感じた。
光永コリンズと上口エンジェルには焦りと不安のその先にある「けれど僕がしっかりしないと」という小さな光を感じた。
この辺りから、こちらの精神が不安定になってくる。

Without You

「ちょっとこじれちゃってすれ違っちゃってるんだよな~~~」な甲斐・遥海と、「根本的に人間性がこじれちゃってるんだよな~~~~~」な堂珍・八木。
甲斐・遥海は初めて愛と言うものを知ったし、堂珍・八木はきっと初めて恋してる。
だから不思議なもんで「あなたがいないと私もいない」は遥海ミの方が芯があって強い愛情を感じたし、八木ミミの方が不安定でピュアさを感じた。
ここで大人組が突然ピュアピュアになるのが「こじれてる!!!」と思えて好きだったのかも。

Voice Mail #4

魂売ってチョーーダイ♡

そう、ここで「魂売って」って言われるのが好きと言うか、結局仕事ってそういうもんでしょって外野の大人に言われてる感じがいいと言うか。
大人になるって魂売るって事かもね、みたいなとこが、RENTの世界の大人の優しさを感じて好きかも。

Contact

平間壮一の壁ダンス!今期初お披露目!!!!!
そっかーそうだよな、いつも担がれてたもんな。
暴れ狂って落ちないか心配なRIOジェルと、安定してるけれど繊細で美しい上口エンジェル。どちらも綺麗で、可憐だった。

ここに関してはもう仕方がないと思うんだけど、ゆかちんの身体能力があまりにも高かったために後ろにのけぞってぐるんってするアレ(解らないジャンそれじゃ)に関してだけはめちゃくちゃ勿体なかったな~~~と感じた。
ゆかちんの身体能力と他を否定するの、ダンスの出来を平間壮一基準で話すようなものだからやめたい。

I’ll Cover You (Reprise)

「こんな日が来るとわかっていたけれど、認めたくないもんだね」と嘆くゴリンズ。
「こんな日なんて来なくてよかった、認められない」としがみつく光永コリンズ。
痛い、どちらの歌声も痛い。
ゴリンズが知らない間に物凄く安定して強くなっていて愛情の深さを感じた。平間エンジェルを上手くエスコート出来なかったあのゴリンズはどこへ……。
どっしり構えながらも自分にしかわからない悲しみを歌い上げてるのが胸に響いたし、対して不安定ながらもどうにか凛としてたいとは思いつつ、自分でさえ悲しみが解らなくなってる光永コリンズの歌い上げは胸に刺さった。

Halloween

「平間ークって友達が死んで泣くんだ。」
という事が本当に大きかった。
ここで泣くマークを初めて観た気がする。
壮一が泣く時は「悔しい」と感じてる時の印象が強いので、この人は友達が死んだら悔しいって思って泣くのかな、その涙はきれいで美しくてなんて強いんだろう、みたいな事を考えていた。
そっか、そうなんだ、そうなんだね、そうなんだ。と色んな感情がぐるぐるしてしまって、ここだけはRENTだったのかなんだったのか解らないまま観てしまった。

ロジャマクのぶつかり合いは、そこまであまりマークに対して物申してこなかった甲斐ロジャーがやっと同じ土俵に立って平間ークに言葉をぶつけられた瞬間で、そこまであまりマークに対して口を出す気がなかった堂珍ロジャーがやっと幼くわめいて平間ークに言葉をぶつけられた瞬間だった。

Good Bye Love

「まだどこかで他の人と幸せになれる可能性があるかもしれないけど、私と幸せになる覚悟がないの????」という心の距離の甲斐・遥海。
「もうあなたとしか幸せになれないよ、私とじゃ不幸になる覚悟がないの????」という心の距離の堂珍・八木。
甲斐・遥海ペアの方が幼いなりに自立をしていて、自己と自己とのぶつかりあいというか、Take Me Or Leave Meの様な「認めて欲しい」があるように感じた。
堂珍・八木ペアはずぶずぶに共依存にハマっていて、自分と相手の境界線が解らなくなってしまって、自分を愛して欲しいのか、自分が愛したいのか、離れた方がいいのよね、離れたくないんだよねみたいなそういう叫び。

一人で生きていけると思って生きてきた人間がいきなる落ちる共依存、めちゃくちゃ好みだから困っちゃう。
今まで生きてこれたと思ってたけど、全然生きてなかったんだなって人が気付いた時と、その後の失う事を恐れるあの感じ、たまんねー!!!!!

What You Own

こちとらこの曲聞くためにRENT観てんだ!!!!!セット回せ回せ!!!!!!!!!!!!!オラァ!!!!!!!!!!!!!!
「俺は撮りたい映画を撮る!!!(ガチャン)」の(ガチャン)が想像よりも大人しかった。もっと毎公演電話を破壊して小道具さんに怒られる勢いかと思ったら違った。

平間・甲斐
河原でヤンキーが殴り合っていた。清い。清くてけたたましい叫び合い。
お前はお前の道を行け、俺は俺の道を行く、それでもそれが仲間って奴じゃん!!!みたいな少年ジャンプのアツい奴。
甲斐ロジャー相手だと平間ークのアッパーな部分が見えていい。

平間・堂珍
どろっどろのぐちゃっぐちゃで、足を引っ張り合いながら、それでもそれぞれ生きてこうよ一緒にやってこうよ、俺達友達じゃん、俺達友達じゃん!!!!!!!!!!!!みたいなのを感じた。
ここのロジャマクでこんなに共鳴してるのを観たの初めてで(初めてが多いな)びっくりした。
堂珍ロジャー相手だと平間ークのダウナーな部分が見えていい。

Voice Mail #5

結局こんなに自由にやってる子供達の事が心配だしかわいくてたまらない、愛情がいっぱいの親達を見ていたら、結局「若さゆえの葛藤」だよなあ!!!と思わされる。
ゆえに7日キャストの時はここの違和感が物凄かった。いや、皆もう立派な大人なんだよなあ!!!!と思うとやっぱ自立しすぎてたかもな大人組。

Finale

今回全体的に見て初日キャストの時の平間ークからはゲス感を感じなかったんだけど、7日キャストの時はめっちゃゲスゲスのゲスで「そのチャンネル切り替えどこにあるの!?!?」とビビり散らかした。
ATMから金パクる説明をコリンズがしてる流れで、平間ークがビスケットの箱で堂珍ロジャーの股間をつついてるのが最低すぎて大好きだった。
わかる、わかるんだよ、平間ークと堂珍ロジャーの倫理観そういう感じなんだよ。抱いた女の感想シェアしてそうなんだよ!!!!
平間ークと甲斐ロジャーは一緒にグラビア雑誌見てるとこどまりですかね(???)。

ミミが見つかるまでの一連の流れ、というか見つかった後、甲斐ロジャーは希望を見出してるように見えたけど、堂珍ロジャーは絶望を見てる気がして、「お前の!!!!!お前のそういう!!!!!!そういう!!!!!!!!」となりまくった。
甲斐ロジャーは若さゆえに先が見えてない臆病さだし、堂珍ロジャーは賢すぎるあまり先が見えている臆病さなの、同じ臆病でも全然違っていいよなあ。

Your Eyes

「やっとミミに会えた。助かって欲しい。届いて欲しい、なんとか、どうにか。」と必死に生にしがみつく甲斐ロジャー。
「いよいよこの時が来てしまった、けど覚悟を決めて届けないと、なんとか、どうにか。」と必死に死をふりはらう堂珍ロジャー。
やっぱり堂珍ロジャーがあまりにも後ろ向きでネガティブなのが好きすぎてしまう。
ここのアプローチは両ロジャーともよくて、「ミミ~!!!!!」で胸がぎゅうぎゅうに張り裂けそうになった。

「エンジェルに会ったの」と話す時、遥海ミは生きていられている事に感謝をしていて、八木ミミは愛する人を愛せる人に感謝をしていた。
その話を聞く時に幸せそうに笑うゴリンズと、切なそうにはにかむ光永コリンズのそれぞれの愛が素敵だったなあ。

Finale B

ゴリンズとハグする平間ークがちょっと浮いてるの、イエローカードだったのでよくなかったです!!!!!!(初日)

いついかなる時どんな媒体で見てても「Finale B」は絶対に泣いてしまって、マイケル版の最後の最後、やっと一つになれた皆の中にぴょんと飛び込んでくるエンジェルの所、何べん見たって声を出して泣く。
今回は必死に堪えてたら鼻水が止まらなくなった。

なんて愛しい人達なんだろう、生きる事に必死な事って、自分勝手な事って悪い事かな?いいじゃない。自分を愛して、他人を愛して、楽しく幸せに生きていこうよ。
過去もない、未来もない、今!!!今!!!!たった今この瞬間!!!!!!!
泣いても笑っても怒ってもいいから、命の炎をもやしてやってこうや!!!なあ!!!!!!!みたいな気持ちになった。

いつもなってるけど、感情が死にまくってる2020年秋にぐらぐらと心をわしづかみみされて揺さぶられるの、少し酔ったけど、痛かったけど、めちゃくちゃ疲れたけど心地よかった。
沢山泣いて、カーテンコールでいっぱい拍手して、スッキリした気持ちでクリエから出るの、やっぱりとてもカウンセリングだよなあ!!!!

総括

ツイートでもパラパラ書いていたけれど、今期圧倒的に私は大人チームが好きで、若者チームのあのヒリヒリ感に結構疲れてしまったのと、体力がついていかなかったのと、心がヒリヒリしすぎてキツかった。
けれど、RENTってそもそも若者たちの葛藤と戦いの話だから、本質的にはあのヒリヒリ感が大事だと思うし、けれど今回2020年色々あった事により爆誕した大人組RENTの結果「アラッ!!!これが好きだわ!?!?!?」と思った私は、すっかり年を取っている。

だから、私が大人組を見て「これが好きだな~」と思う感情とまた別で、「でもRENTって多分若者組が作り出してる世界観だな~」とも思って、その二方向から観られたのがとても楽しかった。
一番最初にRENTという作品に出会って感銘を受けた時から、変わらずにこの作品が好きだと思っていたけれど、当たり前に生きていれば価値観も考え方も変わる。
そうやって人は生きていくし、大人になっていくし、なりきれない部分もあるし、みたいな中で、また一つ何かを発見させてくれた今期のRENTにも、やはり感謝しかない。

大変な中で、幕を開けてくれてありがとう。
私と出会ってくれてありがとう。
今期のRENTに関わってくれた、すべての人に感謝してます。
どうかまた皆、元気に劇場で出会えますように。

生きていると、とにかく色々ある。
私に出来る事は、自分が出会える作品と出会って、出会えた作品への感謝を述べて、そして自分が心を踊らされた事や作品にぶん殴られた事をどんな言葉でもいいからアウトプットして、残していく。
そういう事が大切だというのを改めて思い知らされるし、まずは拙い言葉からでも、簡単な事からでもいいから、皆の脳みそと記憶の中にある作品の世界を発信してシェアしあって、沢山の人の心に新しく出会ってもらえたらいいなあ!!!


アマプラを観ていたら映画版もオンブロードウェイ版も普通にあるし、Blu-rayもそれぞれ1000円とかで買えるので、今回出会いそびれてしまった人達は是非この機会に出会ってもらえたら嬉しいなあ。
その上でこのブログを読んで、「なるほどこんな感じだったのかな」と思ってもらえたらいいな!!!

アマプラ
映画版

オン・ブロードウェイ版

Blu-ray
映画版

オン・ブロードウェイ版


今期もサイコーのRENTだった!!!!!!!!!
皆本当にありがとう!!!!!!!!

今期の事を思い返す時に、悔しいとか悲しいとかは勿論あると思うけれど、それも含めて「愛」だよなって思いたい。
季節を愛で数えた時に、RENTの思い出は間違いなく愛なので。